人気バンド モラハラ訴えドラムが脱退、ベースボーカル「議論の時に理詰めで話す節が」 全国ツアー目前…

2024年05月23日 12:13

芸能

人気バンド モラハラ訴えドラムが脱退、ベースボーカル「議論の時に理詰めで話す節が」 全国ツアー目前…
かずき山盛りインスタグラム(@_kazukiyamamori_)から
 スリーピースロックバンド「かずき山盛り」のドラム・モリヲが、23日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、脱退することを発表した。メンバーは寝耳に水だといい、混乱が広がっている。
 インディーズバンドながら、突飛なパフォーマンスが注目を浴び、日本テレビ「バズリズム02」などの音楽番組で特集され、支持を集めていたかずき山盛り。22日にモリヲが「私モリヲは、本日付けでかずき山盛りを脱退する運びとなりました」と発表した。「理由は、ベースボーカルの、メンバーに対するモラハラやメンバーのイメージを下げる虚言の吹聴、パンド活動の独裁的な進め方などによるストレスの蓄積により心身共に限界を感じたためです」という。

 モリヲは「このような一面は基本的にメンバーにしか見せないため、彼の周囲からのイメージからは想像しがたく理解を得るのは難しいかと思いますが、以前からこのような問題は度々あり、ごく一部第三者は事実として確認したこともございます」と主張し「私は現在、自身の日常生活に影響が出るほど心身共に支障を来してしまいました。また、彼の人間性と外部から見たこのバンドのイメージがかけ離れていることに耐えられず、お客さんに嘘をついているような気持ちになり、ここでメンバーとして活動し続けることが心苦しいこともありこのような決断に至りました」と明かした。

 これを受け、ギターのあずまは「色々急で本当に申し訳ないです バンド的にも今知ったので改めて報告いたします」と投稿。「とりあえずモリヲはんありがとう 本当に色々お世話になんました 最近精神的にもかなりしんどそうだったのでゆっくり休ませたげてくだせい」とコメントした。

 そして、モラハラを告発されたベースボーカルのイサムは「バンドについて誰より考えてるつもりでした」などとコメントを投稿。「ほとんどのことを1人で考えて進めていました。自分は常にお客さんのことを第一に考えてました。1人で背負い込み、失敗したら全部自分の責任だと考えていました。結果独裁的と言われてしまえばそうなのかもしれません」とつづるも「財布には1円もなく、帰る手段がない状態で自分だけ遠征先に置いていかれることも何度もありました。先輩バンドのツアーやフェスに呼んでもらえるように一人で打ち上げに参加し、自分のバンドをプレゼンしたり朝まで飲んでました」と訴えた。

 一方で「帰りの車の反省会で演奏技術やMCに関してメンバーにきつく言うことはよくありました。打ち上げの後でアルコールが入ってかなりキツく言ってしまったこともありました。もっと戦えるバンドになりたい、もっとライブの良さを伝えるために全員で頑張りたいという一心でした」とも。「言い方に関して、どうしても押し問答になった時語気が強くなり、議論の時に理詰めで話す節があったので、モラハラと捉えられてしまえば、実際そうなんだったと思います。バンドに対する熱量がメンバーと同じだと勝手に思ってしまっていたんだと思います。結果精神的に追い込んでしまう形になり、本当に深く反省しております」と謝罪した。

 「こんな内部事情を応援してくださるみなさんに見せてしまったのはプロとして失格だと思います」としつつ「色んな声や意見を真摯に受け止め、自分を見つめ直します。ライブは止めません。お客さんにはライブで全部返していきます」と表明。「SNSだとどうしても前後がわからない一部分だけでの判断になってしまうと思います。なので自分はもうこの件に関して発信しません。実は真面目だと思われるのも嫌だし」としている。

 かずき山盛りは、27日にもロックバンド「バックドロップシンデレラ」のツアーライブの出演を控えている他、6月20日には全国ツアー「REGULAR BONUS TOUR」が開幕する予定。一部公演のチケットは既に売り切れており、ファンに混乱が広がっている。

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