藤井聡太名人が最年少初防衛!タイトル戦無傷の22連覇「何とか防衛できて良かった」豊島九段に4勝1敗

2024年05月27日 19:48

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藤井聡太名人が最年少初防衛!タイトル戦無傷の22連覇「何とか防衛できて良かった」豊島九段に4勝1敗
名人戦初防衛の藤井聡太名人(撮影・我満 晴朗) Photo By スポニチ
  将棋の第82期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第5局は27日、北海道紋別市のホテルオホーツクパレスで第2日が指され、先手の藤井聡太名人(21)=王将含む全8冠=が挑戦者・豊島将之九段(34)を99手で下し、シリーズ成績4勝1敗で初防衛を決めた。
 藤井名人は第4局で初黒星を喫するも、第1局から3連勝とシリーズを終始リード。豊島九段の挑戦を退けた。藤井はこれでタイトル戦無傷の22連覇。21歳10カ月での名人防衛は1984年(昭59)に谷川浩司・現17世名人が樹立した22歳1カ月を更新する最年少記録となった。なお、北海道対局は無傷の7連勝。

 99手で初防衛を決めた藤井名人は「内容として反省点もいろいろとあったと思いますが、何とか防衛できて良かった。駒組みの段階から一手一手、手探りになる将棋が多かった。形勢判断、構成の立て方に課題が残ったかなと思います」と淡々とシリーズを回想。そして、これからも続く対局に向けて「引き続き精いっぱいやっていきたい」と気持ちを新たにしていた。

 5期ぶりの名人復位を目指した豊島は今局、藤井戦で初の振り飛車を採用したが及ばなかった。
 
 藤井の次局は31日の第9期叡王戦5番勝負第4局(千葉県柏市)。こちらは伊藤匠七段(21)に1勝2敗とカド番に追い込まれている。

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