藤井聡太名人「内容として反省点もいろいろとあったと思いますが、何とか防衛できて良かった」
2024年05月27日 20:12
芸能
![藤井聡太名人「内容として反省点もいろいろとあったと思いますが、何とか防衛できて良かった」](/entertainment/news/2024/05/27/jpeg/20240527s000413F2675000p_view.webp)
初防衛を決めた藤井名人は、豊島九段が本局で採用した振り飛車戦法の四間飛車については「考えられる作戦の一つかなと」と話し、封じ手前後の戦い方については「実戦的な組み立てになった」と説明した。
4勝1敗での初防衛。シリーズを振り返り「内容として反省点もいろいろとあったと思いますが、何とか防衛できて良かった。駒組みの段階から一手一手、手探りになる将棋が多かった。形勢判断、構成の立て方に課題が残ったかなと思います」と語った藤井名人。これからも対局が続くが「引き続き精いっぱいやっていきたい」と気持ちを新たにしていた。
5期ぶりの名人復位を目指した豊島は今局、藤井戦で初の振り飛車を採用したが及ばなかった。
藤井の次局は31日の第9期叡王戦5番勝負第4局(千葉県柏市)。こちらは伊藤匠七段(21)に1勝2敗とカド番に追い込まれている。