テレ朝「耳の穴かっぽじって聞け!」演出語る(3)最も反響があったのは…番組に込めたメッセージ性

2024年06月19日 07:00

芸能

テレ朝「耳の穴かっぽじって聞け!」演出語る(3)最も反響があったのは…番組に込めたメッセージ性
元プラス・マイナスの兼光(中央)の出演は大きな反響を呼んだ Photo By 提供写真
 テレビ朝日の音声バラエティー「耳の穴かっぽじって聞け!」(火曜深夜2・34)は、とろサーモンの久保田かずのぶ(44)とウエストランドの井口浩之(41)に、芸人やタレントが本音を文章につづってぶつけていく。
 「どの回も自信作」と語る演出の岩﨑海十氏が特に反響を感じたのは、元「プラス・マイナス」の兼光タカシ(45)がコンビ解散のてん末を赤裸々に告白した回。当時、兼光がテレビで解散について口を開くのは初めてで、VTR出演もして元相方への思いや解散後の生活を明かしてくれたことに「番組らしさを一番出せたかも」と振り返った。

 「コンビ解散も一般的に言えば“別れ”」と指摘。さまざまな本音から多様性、家族関係、退かない上の世代などが映し出される回もあり「全部自分の生活に置換できると思うんです」と続けた。

 岩﨑氏は「ABEMA Prime」でニュース制作に携わってきた経験もある。「芸人さんたちにフォーカスしてますが、実は人間・人生を切り取っていて、それを世の中に訴えかける意味もあります」と話し、ある種の「報道」とも捉えられるメッセージ性も番組に込めている。(続く)

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