笑福亭笑利「上方落語若手噺家グランプリ」優勝 「捨て身だったんでメチャうれしい」
2024年06月19日 21:50
芸能
ネタは「或る夏の出来事」。だが、夏らしい部分は「暑いですなあ」ぐらい。前々から温めていた“インバウンド”の意味を絡めたネタ。「ここを目標にしてきた。今後は取れる賞を全部獲りたい」とさらなる活躍を誓った。
準優勝の呂好は兵庫県宝塚市出身で、08年4月に笑福亭呂鶴(73)に入門した。古典「三人上戸」を自分流に少しアレンジ。トップバッターでの準優勝に「変化球を入れてみました」と満足そうに語った。
上方落語協会に所属する4~18年目までの噺家が対象で、今回は06~20年入門が条件。4回の予選会の各上位2人と、各会次点の中から1人の9人が決勝へ。8人の審査員の投票で審査された。