橋下徹氏 古巣・維新に嘆き「法案の中身ではなく密約などの多事考慮で採否を決める政党になってしまった」
2024年06月19日 07:49
芸能
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馬場伸幸代表は18日の記者会見で、改正案反対を決めた理由について「首相にリーダーシップがない。党のガバナンスが全く利いていない」と断じた。首相の問責決議案も初めて参院に提出し、対決姿勢を鮮明にした。5月31日の会談で「使途公開と残金返納を義務付ける立法措置を講ずる」ことで合意したが、その後自民の浜田靖一国対委員長が、今国会中の関連法改正は「日程的に厳しい」と発言したことで状況が一変。馬場氏らは「うそつき内閣」などと猛反発を始めた。
橋下氏は「維新国会議員は法案の中身ではなく、密約などの多事考慮で採否を決める政党になってしまった。大阪維新が一番議会を批判をしていた核心。維新国会議員が飲み食いの人間関係で政治をしている証」と批判。
続く投稿で「政治資金規正法改正案の中身は維新が賛成したそのもの。期限なし検討ばかりのずさんな法案だったが、自分たちの主張が丸呑みされたと維新衆議院は誇らし気に賛成した。旧文通費改革についての自民党の態度は『期限なし』の党首合意文通り。党首会談でもその点の確認なし」と指摘。
そして「維新が今主張しているのは『密約違反』という他事考慮。古い政治は、法案の中身よりも、人間的な好き嫌い、飲みニケーションの有無など実にくだらない多事を考慮して採否を決めていた。このような政治を打ち壊そうとしたのが大阪維新。ところが維新国会議員は自分たちの手柄欲しさに焦り、杜撰な密約政治をやってしまった」とし、「密約を本気でやるなら、飲み食い抜きの信頼関係が核。維新国会議員は飲み食いが政治だと勘違いしてしまい、今回のような大失態を演じてしまった。参議院でこれから出す修正など、衆議院で出さなければならないものだった」と自身の考えをつづった。