わずか1年で…TBS「ジョンソン」 9月末で終了 「リンカーン」後継バラエティーも視聴率低迷
2024年06月19日 03:00
芸能
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同局が05年から8年間放送したバラエティー「リンカーン」の後継番組として誕生。同番組はダウンタウンをメインに実力派から若手芸人らが多数出演し、さまざまな企画で人気を博した。次世代を担う人気芸人コンビ4組が集まった「ジョンソン」にも同様の盛り上がりが期待されたが、番組開始から視聴率が伸び悩んだ。
最近は放送頻度も減っており、ネット上では「打ち切りでは?」と心配する声も上がっていた。先月の放送は1回だけ。STARTO ENTERTAINMENTの人気アイドルも出演したスペシャルを放送したが、視聴率は3・5%にとどまっていた。
今月はここまで放送はなく、24日の放送時間帯には午後10時枠の「クレイジージャーニー」の2時間特番が放送予定となっている。週1回のレギュラー番組として異例の“月内放送0回”となる可能性がある。
テレビ関係者は「番組の軸になるヒット企画を打ち出せなかったことが視聴率低迷の要因ではないか」と指摘。霜降り明星らがレギュラー出演するフジテレビのバラエティー「新しいカギ」の人気を押し上げた企画「学校かくれんぼ」のようなヒットコンテンツが「ジョンソン」にはなかった。制作会社関係者は「現場は試行錯誤していたが、簡単には生み出せなかったと聞いています」と制作側の苦悩を明かした。
同局広報部はスポニチ本紙の取材に「番組の編成、制作過程については従来お答えしておりません」としている。