浦野芽良(かいら)アナ TBS新人「THE TIME,」でテレビ初出演 夢はオールブラックス取材
2024年07月05日 05:00
芸能
出演を終え「あっという間でした。緊張したので、今どっと疲れがきています」と笑顔。その表情は充実感にあふれていた。「研修の時よりもうまくいきました」と振り返り、総合司会の安住紳一郎アナ(50)ら先輩たちからも「良かったと思う!」と褒められたという。
今年、同局は2012年以来の新人アナ1人体制。同期不在に「寂しい」と漏らしながら「つきっきりで指導してもらえて、チャンスも多くなる“プレミアムコース”」と前向きに捉えた。
ニュージーランド(NZ)人の父親と日本人の母親との間に生まれ、9歳まで主にNZで暮らした。ネーティブな英語力を武器にした仕事に意欲を見せる。夢は、NZのラグビー代表チーム「オールブラックス」を取材することだ。「NZではラグビーが身近な存在で、帰国後に過ごした大阪では花園に足を運んでいました」。大学進学で上京後も毎週のように観戦し、帰宅後も映像で見返すほどのラグビーファンだ。
バラエティーや報道にも強い関心を示す。「機会があれば『ラヴィット!』の企画コーナーにも出たい」。大学時代には“格差”について学び、いじめなどの社会問題に問題意識を持つ。憧れは英語も堪能でマルチな活躍を見せる日比麻音子アナ(31)だ。
中高の部活でミュージカルを経験。人前で表現する楽しさを知り、アナウンサー職に憧れた。座右の銘は「Fake it till you make it(成功するまで、成功しているフリをしろ)」。父親が好んで使う言葉だ。「憧れの姿になり切った気持ちでやっていれば、いずれは本当の理想像に近づけるはず」。失敗を恐れずにまい進していく。
◇浦野 芽良(うらの・かいら)2001年(平13)11月5日生まれ、岡山県出身の22歳。立大在学時はクライミングサークル所属。今年卒業。英検1級。趣味は海外旅行で、これまでに約20カ国を巡った。