東国原英夫氏 石丸伸二氏の躍進に時代の変化実感「ネットで支持される人たちが票に結びつくんだ」
2024年07月08日 15:36
芸能
![東国原英夫氏 石丸伸二氏の躍進に時代の変化実感「ネットで支持される人たちが票に結びつくんだ」](/entertainment/news/2024/07/08/jpeg/20240708s10041000260000p_view.webp)
石丸伸氏はYouTubeなどSNSを駆使。自身の公式チャンネルのほか、対談やインタビュー、切り抜きなど、政策はネットを使って訴えた。一方で、17日間の選挙戦で、街頭演説は200回超。ネット上だけでなく、街行く聴衆にも思いを訴えた。
こうした戦いぶりに、東国原氏は「一言で言うとネット選挙が新しいフェーズに入ったと思います。2013年からネット選挙が解禁になって、10年になりますけど、今回が分岐点になるのかなという感じを現場で受けましたね」と驚きを口にした。
さらに「石丸君の躍進だと思います。これまでネットで支持があっても、リアルに票に結びつかない傾向があった。今回は、よく言われるんですけど、ネットとリアルの融合ということでは、ネットで支持される人たちが、本当に票に結びつくんだ。つながるんだというのを知らしめた選挙だったと思います」と分析した。
同局の出口調査では、石丸伸氏に投票した無党派層は36%で、小池氏の32%を上回るトップだった。東国原氏は「基本的には組織団体票が強いんですけど、そこに無党派層とかネットだとか、そういう方々がどう食い込んだか。新しいフェーズになった」と指摘。「今後、組織とか団体とかはその力がそがれていって、だんだんそういうところに属さない無党派層、ニュートラルな方たちが今後の選挙に関心を持っていくんじゃないかな」と見通した。