若狭勝氏 兵庫県知事のパワハラ問題で公益通報制度の重要性に言及「今、政治も行政も闇だらけなんです」

2024年07月17日 09:32

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若狭勝氏 兵庫県知事のパワハラ問題で公益通報制度の重要性に言及「今、政治も行政も闇だらけなんです」
弁護士の若狭勝氏 Photo By スポニチ
 元東京地検特捜部副部長の若狭勝弁護士が17日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。斎藤元彦兵庫県知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成し、懲戒処分を受けた元県西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題について言及した。
 県議会の調査特別委員会(百条委員会)は16日の理事会で、男性が残していた知事発言の音声データを確認した。公務中の斎藤氏が関係者に特産品のワインをねだるようなやりとりが録音されており、19日の百条委会合で調査資料とするか決める方針。

 一方、斎藤氏は16日の定例記者会見で「日々の仕事を全力でするのが、私の進むべき道だ」と繰り返し述べ、辞職を重ねて否定。音声データについては回答を控えた。

 若狭氏は「辞めざるを得なくなると私は思いますし、また辞めるべきだと思っています」と言い、「今回、公益通報制度という観点からいくと、非常に大きな問題を残している。つまり公益通報をするというのは、非常に今の世の中で大事。というのは、今、政治も行政も闇だらけなんです。闇を内部から告発することによって少しずつ光を当てるという、それが公益通報なんです」と指摘。

 「そういう観点からいくと、公益通報すると、された知事側が“うそ八百”だとか“停職だ”とか言ったら、これはもう公益通報するのを怖がってやる人がいなくなる。そうすると、闇に光が当たられることが少なっていく。そのうえ死に追い込んでしまったということですから、これは万死に値するから当然辞めるべき、辞任すべきだと私は思います」と自身の考えを述べた。

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