谷原章介 兵庫・斎藤知事のパワハラ疑惑「公益通報委員会のメンバーは、きちんと確認、調査をしたのか」
2024年07月17日 10:45
芸能
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一方、斎藤氏は16日の定例記者会見で「日々の仕事を全力でするのが、私の進むべき道だ」と繰り返し述べ、辞職を重ねて否定。音声データについては回答を控えた。
県は5月、知事の職員へのパワハラや視察企業からのコーヒーメーカー受け取りなどの疑惑を挙げた文書を、内部調査の末に誹謗中傷と認定。男性を停職3カ月とした。これに対し調査の中立性を疑う声が噴出し、県議会が百条委を設置した。今月12日に辞職を進言してきた片山安孝副知事が県政混乱を理由に辞職を表明した。
公益通報委員会のメンバーの片山副知事は、12日の会見で「私は最初は人事管理上の事案であると考えておりました。1人の職員がいろいろな文書を出したと」と、大きな問題になる認識がなかったことを明かしている。
兵庫県のホームページによると、公益通報委員会のメンバーは、片山副知事のほか、兵庫県立大学国際商経学部教授の加納郁也氏、弁護士の西野百合子氏、兵庫県経営者協会専務理事の岸敏幸氏、公認会計士の米田小百合氏。
谷原は、「知事自身が告発されて、その知事を支える副知事が公益通報委員会のメンバーの中にいる制度上の矛盾も感じる」と言い、「今回、告発文が出されて、知事は“うそ八百だ”というコメントを出しました。先に(局長に)処分が下された後、ある部分は事実であるということが発覚しました。今回の公益通報委員会のメンバーは、きちんとした確認、調査をしたのでしょうか」と疑問を投げかけた。