大久保博元氏 歴史的偉業に隠れたお宝ボールの行方 古舘伊知郎も感激「いいネタくれましたね」
2024年07月17日 14:48
芸能
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番組では、そのお宝ホームランボールをゲットした人物を取材。アトランタから飛行機で7時間かけて来た男性で、野球好きの息子にプレゼントすると話していたという。
このエピソードに、大久保氏は「これは僕なら怖くてもらえない。もらいたくない。人生の運を全部使っちゃうようなものですよね。こんなすごいボールが手に入ったら」と、恐れおののいていた。
大久保氏も現役時代のお宝ボールにまつわる裏話を明かした。それは94年5月18日の巨人―広島(当時福岡ドーム)。先発した槙原寛己氏が完全試合を達成した。大久保氏は6回からブルペン捕手として、槙原氏のボールを受けていたという。
「その時に確かキャッチボールで使っていたボールが、1イニングから9イニングまで全部、槙原さんが使ってたんですよ」。試合球はファウルなどで複数存在するが、ナインは「“これが一番、完全試合で使ったボールだ”ってことになって、選手みんなで“これ、どうしよう。これが一番お宝じゃねえか?”ってなって、みんなおっかなくなって」と、隠れたお宝球の存在に気付き、大わらわになったという。
ナインが取った行動は、意外なものだった。「練習ボールの中に混ぜて、分からなくしたんです」。まさかの結末に、スタジオからは「え~!!」と驚きの声。フリーアナウンサー古舘伊知郎は「惜しげもなく、デーブさん、いいネタくれましたね」と感激していた。