橋下徹氏 中国、アステラス社員をスパイ罪で起訴に「日本にはスパイ罪がないんですが、国際社会では…」

2024年08月26日 11:00

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橋下徹氏 中国、アステラス社員をスパイ罪で起訴に「日本にはスパイ罪がないんですが、国際社会では…」
橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(55)が26日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。中国北京市で昨年3月、アステラス製薬の日本人男性社員が拘束された事件で、中国検察当局が男性をスパイ罪で起訴したことに言及した。
 起訴により公判手続きに入るため、男性の拘束長期化は必至。日本政府は早期解放の働きかけを続ける方針。同社の広報担当者は「起訴されたことは事実。裁判が係属中なので、これ以上のコメントは差し控えたい」と話した。

 男性は50代でアステラスの現地法人幹部を務めたベテラン駐在員。昨年3月の帰国直前に拘束され、同年10月に国家安全当局に正式に逮捕された。今年3月に起訴するかどうかの当局による審査が始まっていた。

 倉田大誠アナウンサーが「日本政府としては一体どういうことができて、どういう対応をしていくっていう考えなんでしょうか?」と聞くと、橋下氏は「日本政府としては抗議をしたり、身柄を日本に戻せっていうお願いをするしかないわけですよね」と言い、「日本にはスパイ罪がないんですが、国際社会ではこういう問題が起きて、本当にこれがスパイ罪でないということであれば、普通は、例えば日本国内で中国人をスパイ罪で摘発して、お互いに身柄解放の交渉をするっていうのが国際社会ではよくやっていることなんですよ。だけど日本にはスパイ罪がないのでそういう交渉も政府はできない。もうお願いするしかないんですよ」と解説した。

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