「不適切にもほどがある!」ついに韓国版リメーク決定!日本の昭和・令和描いた話題作に「現地の要素を」

2024年08月26日 16:00

芸能

「不適切にもほどがある!」ついに韓国版リメーク決定!日本の昭和・令和描いた話題作に「現地の要素を」
金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」キービジュアル(C)TBS Photo By 提供写真
 TBSは26日、今年1月~3月に放送され旋風を起こしたドラマ「不適切にもほどがある!」の韓国リメーク版の制作を発表した。韓国の制作会社Basestory社と契約締結し、現地の文化や視点を盛り込みアレンジする。
 俳優の阿部サダヲが主演を務め、宮藤官九郎氏がオリジナル脚本を手掛けたヒューマンコメディー。主人公は1986年(昭和61年)から2024年(令和6年)にタイムスリップしてしまった“昭和のダメおやじ”体育教師の小川市郎。彼の“不適切”な言動がコンプライアンスで縛られた令和の人々に考えるヒントを与えた。

 毎回、昭和と令和のギャップなどを小ネタにして爆笑を誘いながら、「多様性」「働き方改革」「セクハラ」「既読スルー」「ルッキズム」「不倫」「分類」、そして最終回は「寛容」と社会的なテーマをミュージカルシーンに昇華。コンプラ社会に押し付けがましくなく一石を投じる宮藤氏の意欲的な筆が冴え渡り、SNS上で大反響を呼んだ。

 一世を風靡(び)した話題作が、ついに韓国に上陸する。韓国版リメークでは、TBSと韓国の制作会社Basestory社が契約を締結。近年多様な色を持つ作品を披露し頭角を現した制作会社「Basestory」のキム・ジョンミ代表がプロデューサーを務め、作品に新たな活力を吹き込む。

 ジョンミ氏は、「不適切にも…」について「過去と現在を行き来する主人公を通じて、時代をこえても変わらない“理解”と“寛容”の価値を伝えてくれました」と印象を語り「我々がもつ企画力・制作力を集結させて、韓国らしい要素とオリジナルドラマが持っている温かさを盛り込み、韓国の視聴者にも深い感動と共感を呼び起せたらうれしいです」と意気込んだ。

 これまでドラマ「夜に咲く花」「マイ・スウィート・モブスター」「偶然かな。」などヒット作を送り出してきた「Basestory」の挑戦。日本版の魅力をどう韓国版に落とし込み、現地の文化や視点でどのようにアレンジされるのか、注目が集まる。

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