秋田のご当地ヒーロー・超神ネイガーの“オフ”の人助け投稿に反響「リアルヒーロー」「素敵なお話」

2024年08月26日 14:30

芸能

秋田のご当地ヒーロー・超神ネイガーの“オフ”の人助け投稿に反響「リアルヒーロー」「素敵なお話」 — 超神ネイガーの公式X（@neiger_akita）より

　“戦う秋田名物”「超神ネイガー」が26日までに、自身のX（旧ツイッター）を更新。ご近所での出来事を伝えた。

　超神ネイガーは「私事」とのタイトルで、「今朝、家の周りの草むしりをしていたら」と切り出し、向かいに住む元職人の高齢男性に「お前に手伝ってほしいことがある」と言われたことを伝えた。

　そして男性から、玄関の上がり口への踏み台の高さが合わず、たびたび転んでいることを打ち明けられたネイガーは、「指矩（さしがね）を持って屋敷にお邪魔する。玄関の上がりが九寸五分。履き物を脱いで屋敷に上がるためには約30センチの高さを超えなければいけない。90のジッコ。…そりゃ転ぶわな、と思う」と続けた。

　そのため「高過ぎる踏み台の脚を『五寸で切るが、よいか？』と聞くとそれでいいと言う。誰から貰った踏み台かは知らないが、あまりにも素人工作で、脚がグラグラなのでビスを打って補強する。ネジとの干渉によりドリルビットをひとつ破断したが、切断面をカンナで整え、足の底には滑り止めのゴムを貼る」と処置した。

　工作後、改めて設置したところ「ピタリと収まる。なんだ、やれば出来るじゃないか。少なくとも、90歳の爺さんが玄関で転ばぬように、おらはなんとかできたようだ」と報告。しかし「おらにひとしきり礼を述べたあと、その後、さの爺さんは自転車用のヘルメットを被って自転車で何処かに行った」とつづった。

　その後「草むしりを終えて家でやすんでいると、チャイムが鳴った。爺さんが、近所のスーパーで買って来たビール缶の6本セットをおらに手渡す。『え、わざわざ！？』『なんもなんも！！』」と男性とのやり取りを伝え、「そう言って、爺さんはクールに去って行った。転ぶなよ！ジジイ！へばな」と結んだ。

　この投稿にフォロワーからは「イカすぜネイガー！」「最高じゃあないですか…」「ネイガーさん何でも出来るんだなあ」「ヒーローはオフでも人を救う。かっこいい」「素敵なお話でちょっとウルウル」「ご近所のリアルヒーロー！！」「さすが」「お二人ともカッコイイなあ」「やさしい世界」などの声が集まった。

　しかしネイガーはこの反響を受け、「あー…なんかアレだな。ご当地ヒーローとしての『超神ネイガー』というよりは、中の人間である『アキタ・ケン』としての日常を出し過ぎてしまった感がするな。すまなかった」と“反省”。「みんな、忘れてくれ。ま、おらはいつもこんな感じだ。心配ない。へばな」と記した。

　さらに「ジッコも元気だ。心配ない」と追加報告。「…とはいえ、かっこいいサイクリングヘルメットを被っているとはいえ、危なっかしくて仕方がない。ジッコ。絶対に転ぶなよ！ジジイ！マックスバリュよりは先には行くなよ！へばな」と呼びかけた。