“新人歌手”チョ・ジョンソク、デビュー曲を生演奏で披露!「シンガーソングライターと呼ばれたい」(総合)

2024年08月28日 11:30

写真=Netflix
俳優のチョ・ジョンソクが、新人歌手としてデビューする。

27日午後、ソウル麻浦(マポ)区のホテルナルソウルMギャラリーで、Netflix「新人歌手チョ・ジョンソク」の制作発表会が行われ、チョ・ジョンソク、チョン・サンフン、ムン・サンフン、ヤン・ジョンウプロデューサー、イ・ジョンウォンプロデューサーが出席した。

同番組は、シンガーソングライターを目指す、音楽に本気な20年目の俳優チョ・ジョンソクの新人歌手デビュープロジェクトだ。映画からドラマ、ミュージカルまで縦横無尽に活躍し、多くの人から愛されている“オールラウンダー俳優”チョ・ジョンソクが、新人歌手としてデビューするために、孤軍奮闘する様子が盛り込まれる予定だ。

この日、彼は本格的な制作発表会に先立って、デビューアルバムのタイトル曲「シャンパン」のステージを通じて、ライブの実力とギター演奏を披露し、歓声を浴びた。

ステージを終えた後、彼は「とても緊張しているが、夢のようだ」とデビューステージの感想を明かした。続けて「今お聞かせした曲は、新人歌手チョ・ジョンソクのデビューアルバムのタイトル曲である『シャンパン』という楽曲だ。大変だった1日を終えた多くの方々への慰めが込められた僕の自作曲だ」と説明した。

その後、ヤン・チョンウプロデューサーは、同番組について「タイトルに全部出ている」とし、「デビュー20年目の俳優チョ・ジョンソクの新人歌手になるまでの過程を盛り込んだプロジェクトだ。今日、デビューすることになった。新人歌手にたくさん関心を寄せ、アドバイスをしていただければ、さらに良い歌手になれると思う」と話した。

また「偶然、チョ・ジョンソクさんの家の近くで食事をし、色んな話を交わしていたところ、最近の趣味だと、作曲した曲を聞かせてくれた」とし、「思ったよりその曲がとても良かった。誰かに言われたからではなく、忙しいスケジュールの中でも心から音楽を楽しむ姿がかっこよくて、番組にしたいと思った」と企画のきっかけを明かした。

チョ・ジョンソクは「ヤン・チョンウ監督とこの番組を始めたときは、こんなに大ごとになるとは想像もできなかった。楽曲を作ることに本気で、幼い時から漠然と夢見ていた歌手という夢をこの方たちと目指せば、意義深くていいじゃないかという思いが大ごとになってしまい、とてもプレッシャーを感じ、緊張もしている」とし、「僕がとても長い間夢見てきた歌手という肩書を持つことになったので、とても嬉しいが、不思議な気分だ。『夢を見ているのか? それとも本当なのか?』という気がする」と笑顔を見せた。

さらに「僕は一曲、二曲作ってミニアルバムがリリースされたら、最高だという話で始めたが……。」とし、「このすべての過程は、『新人歌手チョ・ジョンソク』で確認することができる」と宣伝した。

正直に言って、100日内にフルアルバムをリリースするのは、とてもハードなスケジュールだ。イ・チョンウォンプロデューサーは番組の企画において特に気を使った点について「リアリティ番組なので、人為的な演出をせず、チョ・ジョンソクさんのテンポに合わせ、話がうまく進むように観察する感じで撮影した。所々にバラエティ要素を入れるために、中間点検を挟んだが、ほとんど順調に進んだ」と話した。これに対し、チョ・ジョンソクは「僕はとても大変だった」と率直に告白した。

チョ・ジョンソクは楽曲制作に関連し「ジャンルを決めたら、限界がありそうな気がしたので、様々なバリエーションを試して良い曲を探した。魂を入れ替えた感覚だった。本当に一生懸命に制作した」と明かした。

続けて彼は「サウンドや楽器の構成、そしてジャンルにとらわれずに、良い曲を作ることに集中した」とし、「個人的には創作することが好きなので、番組の趣旨ともよく合っていた。時間が経つにつれて大変な瞬間が訪れたが、乗り越えることができた。チョン・サンフン代表とムン・サンフン室長が努力してくださったにもかかわらず、一人だけの時間がつらくて大変だった。いくら創作が好きでも、決まった期間内に曲を完成させることはプレッシャーが大きかった」と打ち明けた。

また「一生懸命に勉強もした。Rocoberryのアン・ヨンミンさんがプロデュースを務めながら、たくさんサポートしてくださった。ここにいる4人にもたくさん助けてもらい、一生懸命に曲を作ることができた」と付け加えた。

チョン・サンフン、ムン・サンフン、IU、ユン・ジョンシン、パク・ヒョシン、GUMMY、Dynamic Duo、キム・イナ、コン・ヒョジン、「賢い医師生活」の“99ズ”のメンバー(キム・デミョン、チョン・ギョンホ、ユ・ヨンソク、チョン・ミド)など、チョ・ジョンソクが20年間の俳優生活の中で築いてきた特別な人脈が、ドリームメーカーとして参加し、彼の新人歌手デビューをサポートする。

イ・チョンウォンプロデューサーは、「ゲストとして出演してくださったという感覚より、『チョ・ジョンソクさんが、歌手としてデビューするの? 気になるし、手伝いたい』と言って出演くださった方々が大半だった。それが武器になると思う」と伝えた。ヤン・チョンウプロデューサーは、「出演オファーをした時、ほとんどの方が快く承諾してくださった。チョ・ジョンソクさんが、どのように生きてきたのか、幅広い人脈に驚いた。彼の武器は人徳ではないかと思う」と話した。キム・イナは「音楽を悪ふざけでやる人ではないという信頼があったので、心が動いたのだと思う」と語った。そして、チョ・ジョンソクは、出演してくれたすべてのゲストに感謝を伝えた。

同番組で、ジョンサン企画の広報室長を務めるムン・サンフンは、チョ・ジョンソクについて「高校時代に、ギターで入試の準備をするなど、ギター演奏が上手だった。ギターを巧みに弾くことができるという点が、大きなメリットだと思った」と絶賛した。

チョン・サンフンは「チョ・ジョンソクさんと知り合ってから約20年以上になるが、歌がとても上手だ。ここまで作曲が上手いとは思わなかった。また、どの歌手より声色に感情がこもっており、自分が生きてきた過程が楽曲にそのまま盛り込まれている」とし、「チョ・ジョンソクさんの音楽の歴史を知ることができる。幼少期から青年時代の葛藤の時代、子供の誕生など、すべてが盛り込まれている。魂がこもっているので、1stアルバムが一番売れると思う。僕たちは一旦、1stアルバムのことだけを考えている」と冗談を言った。

その後、チョ・ジョンソクは印象に残っている応援やアドバイスについて明かした。彼は「IUさんにとっては習作に過ぎない楽曲を聞かせた時に 『お兄さんは十分、素敵な音楽をしていますよ』と言ってくれたことが、とても印象に残っている」と話した。また、「一番近くで『頑張っているから、自分を信じていいんじゃない』と言ってくれたGUMMYさん。本当に一番大きな力になった」と妻のGUMMYに対する感謝を述べ、「GUMMY先生が冷静な評価をたくさんしてくださった。評価と同時に、自信を持たせてくれた。『本当に上手くやっているから、自分を信じて』という言葉が力になった」と話した。

そして、手に入れたい修飾語を尋ねると彼は、「身に余る修飾語だが、シンガーソングライター」とし「様々な楽曲を作りたいという願望がある」と明かした。

また、チョ・ジョンソクは歌手としての目標について「僕は俳優なので、公演をしたりドラマを撮影したり、映画撮影をして、結果物が出たら多くの方々が僕の作品を見てくださって、劇場で映画を観てくださることが、俳優としての一番大きな幸せだ」とし、「歌手としても同じだ。僕の音楽を多くの方々が聴いて、愛してくださるのが重要だ。チャート順位について話すには早すぎるような気がする。ここからがスタートだ。音楽番組への出演は特にまだ計画がなく、次の作品もあるので、スケジュール的に難しいかもしれない」と答えた。

Netflix「新人歌手チョ・ジョンソク」は、8月30日に全世界で公開される。

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