RIIZE、約1ヶ月にわたる日本ホールツアーを完走!ファンと過ごした時間に「この仕事をしていて本当に良かった」

2024年08月28日 13:00

撮影:田中聖太郎
全国9都市を巡り、全15公演が行われたRIIZEの日本ツアー「2024 RIIZE FAN-CON 'RIIZING DAY' JAPAN HALL TOUR」が、8月25日(日)~27日(火)の愛知公演にて、ファイナルを迎えた。

9月5日に日本1stシングル「Lucky」にて待望の日本デビューを果たす彼らは、ツアーがスタートした7月末より約1ヶ月間、日本に滞在。ツアーはもちろんのこと、「SUMMER SONIC 2024」などの夏フェスやイベントへの参加し、「CDTVライブ!ライブ!」「ミュージックステーション」「Venue101」といった音楽番組にも出演。精力的な日本活動を展開してきた。ある意味、その集大成とも言えるツアー最終公演は、短い期間ではあったが多くのBRIIZE(ファンの愛称)たちと出会い、日本の文化に触れた彼らの日々の充実ぶりも伺える内容となっていた。

撮影:田中聖太郎
オープニングナンバーは、たった1曲でRIIZEの破格のダンススキルを世間に認知させた「Siren」。ホール会場だけにパフォーマンスを近い距離で体感することができ、その迫力に圧倒される。ショウタロウ、ウンソク、ソンチャン、ウォンビン、ソヒ、アントンが高速でステップを踏む足元まで肉眼で見える。これぞ“HALL TOUR”の醍醐味だ。

「こんばんは、RIIZEです」と、全員で声を揃えて挨拶をしたあとは、メンバーそれぞれに思考を凝らした自己紹介をしていった。ソンチャンは「NHK MUSIC EXPO 2024」にて共演したNumber_iからレクチャーされた掴みのフレーズを披露。ショウタロウもBRIIZEの協力も得ながら「メロタロウ」とキュートさ全開。さらに、「どえりゃあ、かわいいね」などとメンバーたちは名古屋弁も使い、全国各地を巡ってきた中で身に着けたであろうトークスキルでBRIIZEの心をがっちり掴んでいた。

ソンチャンが「日本の皆さんが好きな日本語の曲を続けて披露します」と言うと、ウォンビンが「僕が大好きな曲です」と明かした日本1stシングル「Lucky」収録の「Same Key」を歌唱。メンバーはステージの前方に並んで立つと、運命の相手への想いを綴ったラブソングを目の前のBRIIZEに届けた。時折、緩やかな曲のテンポに合わせて手を振りながら、6人での美しいハーモニーも響かせた。同じく「Lucky」収録の「Be My Next」では、歌い出しのセリフをショウタロウは「でらかわいいって」と名古屋弁でアレンジ。昂る恋心を表現した明るく楽しいナンバーを、BRIIZEとともに歌った。

撮影:田中聖太郎
ここからはしばらくトーク&ゲームコーナーでBRIIZEと交流していった。会場のBRIIZEから募った質問に答えるコーナーでは、メンバー同士の仲の良さが伺えるやり取りも。「メンバーの中では誰推しですか?」という問いに、ウォンビンは「ウンソク」と回答。イケメンだけれど、天然なところがあり、ギャップがいいと理由を説明すると、なぜか最初は微妙な表情を浮かべていたウンソクも「うれしいです」とにっこり。だが、そのやり取りを見ていたソヒは、「ウォンビンお兄さんの推しは僕じゃないの?」と反論。すると、ウォンビンは「実は全推し」と、メンバーだけでなくBRIIZEも魅了する微笑みでその場を収めていた。他にも、ウンソクが遅刻したときの言い訳の方法を明かしたり、ソンチャンが某ファーストフード店の一押しメニューを発表するなど、BRIIZEの思考を凝らした質問により、メンバーたちのさまざまな一面を知ることができた。

ご当地トークのコーナーでは、メンバー全員でBRIIZEに教えてもらった名古屋名物を食べに行ったときのことを語ったり、ショウタロウとソヒがコンビニに買い物に行った際に見つけたアイスクリームの写真を公開したりと、メンバーたちがいつも一緒にいる様子がわかるエピソードが続出した。さらに、罰ゲームがかかったゲームコーナーでも、年上メンバーたちの「兄チーム」、年下メンバーたちの「弟チーム」に分かれて対戦しているにもかかわらず、メンバー全員でわちゃわちゃしている場面のほうが多く、勝負をしている感じがあまりない(笑)。日本ツアーを通して競い合っていた勝敗の結果も「弟チーム」が勝利したものの、8対7と僅差。何をやってもメンバーの仲の良さが溢れていて、BRIIZEたちをほっこりとさせていた。

撮影:田中聖太郎
後半は再びライブブロックへ。ソヒが「次は、僕たちの日本デビュー曲『Lucky』です」と紹介し、ウンソクが「大きな声で僕たちと一緒に盛り上がれますか?」と聞くと、BRIIZEは「イエィ!」と反応。曲が始まった途端、「So lucky, lucky~」とまさに“大きな声”で盛り上げた。初日の神奈川公演では楽曲の配信が始まったばかりということもあり、掛け声を入れることができなかったBRIIZEだが、今では息ぴったり。ポップなダンスナンバーに合わせてオレンジ色のペンライトを振った。続いて、ソヒが「みんな一緒に!」と叫ぶと、「Get A Guitar」へ。途中にダンスブレイクを挟むバージョンで、BRIIZEは目の前で繰り広げられる圧巻のパフォーマンスに歓喜。ショウタロウの華麗なターンも飛び出し、ボルテージも最高潮に達した。

ここで一度、映像を挟んでクールダウン。ジーンズに白シャツという爽やかな衣装に着替えたメンバーたちは、大人っぽいセクシーな姿を見せる「Honestly」を歌った。スローなメロディにマッチした柔軟さと細やかさを見せるダンスで魅了。すると一転、激しいリズムと耳に残るサックスサウンドが特徴の「Talk Saxy」が鳴り響く。先ほどとは裏と表のような、全く異なるパワフルなパフォーマンスでBRIIZEをステージにくぎ付けにさせた。

撮影:田中聖太郎
メンバーそれぞれに考えてきた名古屋弁のコメントでBRIIZEをキュンとさせたMCを挟むと、ライブブロックも終盤。「9 Days」「Impossible」とBRIIZEの掛け声をさらに大きくさせるダンスナンバーで会場の一体感を加速させた。そして、ラストは「最後の曲は皆さんの力が必要です」とショウタロウがお願いをした「Boom Boom Bass」。韓国の音楽番組で5冠を獲得した日本1stシングル「Lucky」のリード曲で、本編を締めくくった。

アンコールはメンバーもBRIIZEと同じく手にペンライトを持って「One Kiss」を披露。ステージにも客席にも笑顔が溢れていた。

撮影:田中聖太郎
ここで、メンバーたちはツアーの感想を述べていく。

「1ヶ月の間、日本の都市を回りながらBRIIZEの皆さんたちと、忘れることができない思い出を作ることができたと思います。いつか絶対に名古屋に戻ってきます。僕の初恋の人はあなただから!」(ソンチャン)

「僕も皆さんのおかげで、最後まで楽しむことができたと思います! またかっこいい姿で帰ってくるから、待っていてくれますよね?」(ウンソク)

「横浜から名古屋まで全15回の公演をしましたが色々学んで、多くのBRIIZEに会うことができました。この仕事をしていて本当に良かったとずっと考えていました。次はもっと大きなステージで成長して、もっとかっこいい姿でまた戻ってきます!」(ウォンビン)

「1ヶ月という時間が本当に早く過ぎたと思います。何よりもBRIIZEとステージを楽しく目を合わせながら笑う日が多くて、僕が何のために一生懸命やっているのかもう一度感じることが出来ました。お世話になりました!」(ソヒ)

「僕たちはまた来るけど、問題はBRIIZEが会いに来てくれるか、だと思います! 会いに来てくれますか? RIIZEはずっと高みを目指すから、ずっとついてきてくれますよね?」(アントン)

「僕たちは日本全国のBRIIZEと近い距離で会うためにホールツアーを選択したのですが、1ヶ月間実際にやってみてそれが間違いではなかったなとすごく感じました。今回会えなかったBRIIZEもたくさんいると思うんですが、そのBRIIZEとここにいるBRIIZE全員、もっともっと大きい会場で皆さんとまた会えたら嬉しいなと思います! これからもたくさんの応援よろしくお願いします! 1ヶ月間本当にありがとうございました!」(ショウタロウ)

撮影:田中聖太郎
今回の日本ツアーがメンバーにとってどれほど貴重な時間だったかが伝わってくる。そんなライブの最後は「Memories」。この1ヶ月の思い出も加わり、より大切さも増した歌をRIIZEとBRIIZEで共に歌う。円陣を組んだRIIZEとそれを見守るBRIIZEは、「RIIZE BRIIZE뜬다(トゥンダ)」と声を合わせて手を天に向けた。いつもの掛け声だが、この瞬間、お互いがかけがいのない存在であるかことを改めて実感したことだろう。RIIZEとBRIIZEの絆をさらに強めた日本ツアーは、大成功のうちに幕を閉じた。

RIIZEの初の日本ツアーはこれで全公演完走となったが、世界を巡って行われているファンコンツアーは、9月15日(日)に開催されるソウル公演まで続く。また、日本では9月5日(木)に日本1stシングル「Lucky」をリリースし、9月3日(火)~16日(月・祝)まで、UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKUにてポップアップも行われる。ショウタロウが今回はホールツアーだったが、次は、アリーナ、ドーム、そしてスタジアムと会場を大きくしていきたいとMCでも話していたように、RIIZEの快進撃はここからさらに勢いを増していくに違いない。





撮影:田中聖太郎
撮影:田中聖太郎

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