とろサーモン久保田 スカシ漫才誕生秘話 M―1準決勝前日に後輩芸人からまさかの言葉「腹立ってきて」

2024年08月28日 11:33

芸能

とろサーモン久保田 スカシ漫才誕生秘話 M―1準決勝前日に後輩芸人からまさかの言葉「腹立ってきて」
とろサーモンの久保田かずのぶ Photo By スポニチ
 お笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶ(44)が27日放送のテレビ朝日「耳の穴かっぽじって聞け!」(火曜深夜2・34)に出演。代名詞であるスカし漫才の誕生秘話を明かした。
 新しいお笑いを作る難しさについて話が及ぶと、「ウエストランド」の井口浩之は「漫才のパターンもいろいろ出てきているわけじゃないですか。笑い飯さんのダブルボケとか、とろサーモンさんのスカシ漫才とか」と例を挙げ、「きっかけとかあったんですか?」と質問した。

 スカシ漫才とは、ボケに対してツッコミ側がツッコまず、笑ったり、流したりする漫才スタイル。

 久保田は「M―1準決勝の前日に、宇宙人のネタ、漫才があったんだけど、スーパーマラドーナの武智が楽屋にいて、“久保田さん、ごめんなさい。マジでおもんなかったです。初めて言うんですけど、笑えないですわ”って。“は~”ってなって、相方と楽屋こもって、深夜2時ぐらいから。俺もイラついている部分もあって、俺がボケたことに対して、ワードが追い付いてきてないなって。たまに、ワードが出てこないから“へへっ”って笑ってる。それやったらこのままやろうかなと思って。腹立ってきて」と振り返った。

 久保田が「もうええよ、ツッコまんで」と言ったところ、相方の村田秀亮が反論。久保田は「いいもう、今みたいに俺のボケ見て“へへっ”て笑ったりとか、“あっそ”とか“へ~”とか言っといて」と返し、なおも村田は「ウケるわけないやろ、そんなの」と反対していたというが、久保田は「いいからやるそれで」と押し通したという。

 そんな中、準決勝でそのまま披露したところ「めっちゃくちゃウケて」と苦笑。そうやってスカシ漫才が誕生したといい、井口も「得てしてそうなんですよね、ネタができる時って」と納得していた。

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