堤伸輔氏「石破総理への不満は結局、安倍派の声。安倍派以外の議員は実は“道連れになってしまう”と」

2024年10月11日 11:06

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堤伸輔氏「石破総理への不満は結局、安倍派の声。安倍派以外の議員は実は“道連れになってしまう”と」
テレビ朝日社屋 Photo By スポニチ
 国際情報誌フォーサイト元編集長の堤伸輔氏が11日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。石破茂首相(自民党総裁)が派閥裏金事件に絡み、政治資金収支報告書に不記載があった議員ら12人を非公認にすると決めたことに言及した。
 非公認方針が固まっていた議員6人に加え、新たに旧安倍派の6人の議員らが追加された。非公認としても当選すれば衆院選後に追加公認する方針。

 野党は「30人以上公認する方が問題。議員辞職や不出馬、公認辞退が筋道だ」と自民対応を批判している。

 堤氏は「石破総理に対して自民党内から不満の声が渦巻いているとメディアにもよく出てくるんですけど、結局それは安倍派の声なんですよね」と指摘。「安倍派以外の議員は実は、みんなが石破総理にそれほど厳しく言っているわけではなく、むしろこのままいかれたら自分たちは、言葉がちょっと強くなりますけど、“安倍派の道連れになってしまう”と。それよりは非公認にしっかりしてくれた方がいい。ただ非公認もこれで十分かというと、様子を見たかなという感じがあります」と自身の見解を述べた。

 非公認となったのは、これまで非公認方針が固まっていた旧安倍派の下村博文(東京11区、不記載額476万円)、西村康稔(兵庫9区、同100万円)、高木毅(福井2区、同1019万円)、萩生田光一(東京24区、同2728万円)、三ツ林裕巳(埼玉14区、同2954万円)の各氏と旧二階派の平沢勝栄氏(東京17区、同1817万円)の6人と、新たに非公認が決まった旧安倍派の菅家一郎(福島3区、不記載額1289万円)、小田原潔(東京21区、同1240万円)、中根一幸(埼玉6区、同1860万円)、越智隆雄(東京6区、同84万円)、細田健一(新潟2区、同564万円)、今村洋史(東京9区、同220万円)各氏の6人の計12人。

 旧安倍派「5人組」で不記載が1000万円以上の松野博一前官房長官(千葉3区、同1051万円)、旧二階派幹部で事務総長経験者の林幹雄元経産相(千葉10区、同1608万円)は含まれなかった。

 公認した裏金議員ら34人については比例代表への重複立候補を認めない。石破首相や森山裕幹事長ら党四役も重複立候補しない。

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