藤岡真威人 「実力の差を見せつけられた」初の時代劇挑戦で感じた父の力「想像もできない」家族体験も…

2024年10月11日 16:38

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藤岡真威人 「実力の差を見せつけられた」初の時代劇挑戦で感じた父の力「想像もできない」家族体験も…
フォトセッションに応じる藤岡弘、(左)と藤岡真威人(撮影・小渕 日向子) Photo By スポニチ
 俳優の藤岡真威人(20)、藤岡弘、(78)が11日、都内で行われた映画「八犬伝」(監督曽利文彦)<正義で何が悪い>ヒーロー談義付き特別試写会に出席。役作りのために行った乗馬練習で「最終的に家族全員で5人で馬に乗って、近くの山を駆け回る、貴重な経験、思い出ができた」と振り返った。
 最年少の八犬士・犬江親兵衛を演じた真威人。撮影は2年前に行われ、初の時代劇への参加で「(作品の)イメージが湧かないまま、自分のイメージのままやっていたんですか、完成したものを見ると、臨場感溢れるものになっていた。アクションも凄い」と作品の完成度の高さをアピールした。

 撮影にあたり父・弘、からは助言もあったようで「和装で剣を振るうのが初めてで、その所作だったり、乗馬の練習に通ったり」したという。乗馬の先生が「かつて父が昔、作品でご一緒した方だった」と告白。先生の「(父と)一緒に乗ってみないか」という提案で「父と一緒に二人で並びながら馬に乗った。最終的には、なぜか家族5人で馬に乗って近くの山を駆け回るっていう、想像もしていない経験、思い出ができた」と興奮の表情で振り返り、「この機会がなければ実現できなかった」と、裏話を明かした。

 続けて、弘、も「僕が乗っていると3人の娘も興味を持った。“自分たちも乗りたい”と言ったから、“じゃあ、乗りなさいよ”と言ったら、乗り始めて、“じゃあ、走ろうか”と言ったら、(一緒に)走ってきて。“じゃあ、俺についてこい!”とブァーと走ったら、ついてきて」と細やかに説明。父のDNAは子供達にしっかりと受け継がれているようで、「一人二人落馬してついてこないかなと思ったら、全員ついてきている。山の上まで来てるのに、よくこの細い道を上がってきたな」と感心したという。

 ただ、父の背中はまだ遠い。「先頭を行くんですけど、一人だけスピードが段違い。ビュンビュン飛ばしていくから、追いつくのが精一杯で…時代劇とかこれまでの作品で色々やってきたので、実力の差を見せつけられた」と敬意を示した。

 家族でのめったに経験ができないに「子供達の夢がふくらんだよう」と弘、は父の顔。「私の隠れ家に鎧がある。それを子供達は昔から見てきた。“今度自分たちも鎧を着てお父さんみたいに馬に乗って走ってみたい”という夢を持ち始めた」と笑みを浮かべ、「面白いきっかけになったなと思った。『八犬伝』のおかげで全員が馬に乗るようになった」と喜んでいた。

 日本のファンタジー小説の原点と称えられる「南総里見八犬伝」を約200年の時を超え、映画化した本作。“勧善懲悪”をテーマに、八犬士たちが正義を貫き、悪を討つ姿をダイナミックに描く。

 本作は、25日より全国公開となる。

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