宝塚音楽学校が劇場ロビーで恒例の「すみれ募金」がん闘病の子供ら支援 生徒80人が協力呼びかけ

2024年10月11日 14:15

芸能

宝塚音楽学校が劇場ロビーで恒例の「すみれ募金」がん闘病の子供ら支援 生徒80人が協力呼びかけ
恒例の「すみれ募金」に参加し取材に応じた宝塚音楽学校の(左から)今井絢音さん、三枝友梨乃さん、光田悠那さん、南田愛弥さん                               Photo By スポニチ
 宝塚音楽学校の恒例行事「すみれ募金」が11日、兵庫・宝塚大劇場前のロビーで行われた。
 1年目の予科40人、2年目の本科生40人、計80人が緑のはかまにそれぞれ華やかな小振り袖を合わせ、訪れたファンに声掛け。「がんと闘う子どもたちのためにご支援ご協力をお願いいたします」「当たり前の生活をあきらめることのないように、ご協力よろしくお願いいたします」と募金への協力を呼びかけた。

 「すみれ募金」は例年、春の恒例行事として親しまれていたが、今年はカリキュラムの関係上、秋に移行し実施されることになったという。混乱を避けるため写真撮影は禁止となったが約1時間、ファンの列は途切れることなくにぎわった。

 イベント終了後には本科生111期生の成績上位者4人が取材に応じ、雪組トップスター・彩風咲奈に憧れる光田悠那さんは「たくさんの方に参加して頂き大変うれしい気持ちでいっぱいです」と振り返った。

 同じく男役志望の三枝友梨乃さんは「私たちにもたくさん応援のお言葉を頂き今、ここに私たちがいるのも多くの方の支えがあったからこそ、と実感しています」。

 華やかで3拍子そろった娘役を目指すという南田愛弥さんは「お客さまから直接“初舞台頑張ってね”とか募金へのエールを頂き胸が熱くなりました。この気持ちを舞台でお返しできるよう芸事に励んで参りたい」とにっこり。

 星風まどかが憧れだという今井絢音さんは「募金活動を通して私たちも“社会の一員なのだ”と自覚することができました」と表情を引き締めた。

 この日集まった募金は「チャイルド・ケモ・サポート基金」に寄付される。

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