藤井竜王が京都・仁和寺での第3局検分「熱戦に」 過去5年、仁和寺対局制した棋士がシリーズも制す
2024年10月24日 20:05
芸能
第1局を藤井、第2局は佐々木と先手番が制し合って迎える第3局。仁和寺は888年に創建され、1994年に世界遺産登録された。竜王戦開催は6年連続6度目で、過去5年は第2局か第3局での実施。勝者がそのまま7番勝負を制した歴史があった。4年連続4度目の出場となる仁和寺対局を藤井は過去3連勝しており、1勝1敗で迎える今回も勝ってシリーズの主導権を握りたいところだ。
あいさつの前にはファンからの質問コーナーにも応じた。「1カ月将棋をできないとしたら?」との問い掛けに藤井は、「その間に将棋を忘れてしまうのは怖い。(将棋に似た)チェスをして忘れないようにします」と相変わらずの将棋愛を語った。佐々木は学生時代の修学旅行について問われ、「高校2年でマレーシアへ行った。1年でプロになっていたので(修学旅行期間中の)4、5日間、対局が入ると行けなくなる。行けたことが、うれしかった」と棋士ならではの悩みを打ちかけた。
対局は25日午前9時開始。持ち時間8時間の2日制で26日決着予定だ。