【香港国際競走】シャティン競馬場・馬場情報

2022年12月11日 05:20

競馬

 ▽シャティン競馬場 1978年開場、漢字表記だと「沙田馬場」になる。香港の競馬場は、こことハッピーバレーの2つ。観戦スタンドは2つあり、競馬場全体で10万人まで収容可能。コースはだ円型の右回りで芝は1周1899メートル、直線430メートル、オールウェザーは1周1555メートル、直線365メートルとなっている。3コーナーから直線にかけて下り坂があるのが特徴。芝のスタート地点は8カ所あり、1000メートルから2400メートルまで設定されている。芝の保全に力を入れ、水はけの良さが有名。雨が降っても、すぐに水が抜ける。
 ▽香港の天気と馬場 香港国際競走の週は月曜から連日の好天。今日も晴れ予報、昼過ぎには気温が上がる見込み。当日朝に水をまくが、レースが進むごとに時計が速くなりそうだ。先週、芝は幅員18・3メートルのC+3コース、今日は仮柵を外した幅員30・5メートルのAコースで開催される。内ラチ沿いの芝は絶好のコンディション。

 《馬場管理担当者「時計速くなる」》香港ジョッキークラブの馬場管理を担当するエグゼクティブマネジャーのパコ氏は「11月の平均気温が史上3番目に高かったせいで、冬用の芝がうまく発育できていない。時計は速くなるはず」と説明。前回、異常気象による芝の発育に頭を悩まされたのが19年。レコードが頻出し、その年の香港国際競走はウインブライト、アドマイヤマーズ、グローリーヴェイズと日本馬が3勝した。スピード決着に慣れた日本馬にとって、香港の暖冬は歓迎できそうだ。

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