【平和島・ルーキーS】溝口 7年目の初V!天国の中田達也さんは兄弟子「やっといい報告ができます」

2022年12月11日 05:00

ボートレース

【平和島・ルーキーS】溝口 7年目の初V!天国の中田達也さんは兄弟子「やっといい報告ができます」
デビュー初優勝を飾った溝口海義也 Photo By スポニチ
 ボートレース平和島の「スカパー!・第22回JLC杯ルーキーシリーズ第23戦」は10日、最終日12Rで優勝戦が行われ、5号艇の溝口海義也(27=福岡)が繰り上がりでデビュー初優勝を飾った。2着は竹田和哉、3着は宮之原輝紀。なお、人気を背負った1号艇の栗城匠はコンマ02のフライングに散った。
 16年のデビューから約6年、通算12回目の優出で念願の初V。ヒーロー溝口の瞳から涙がこぼれた。

 ファイナルは5人が0台スタートのスリット合戦となった。無念のFコールで栗城が姿を消すと、1番差しの宮之原と5コースから捲り差した溝口の先行争い。「優勝戦が一番良かった」。出色の伸びを引き出した溝口が外から宮之原を振り切って2M先取り、歓喜のVゴールを駆け抜けた。「やっとという感じ。(調整面で)間違っていると思ったこともあるけど、優勝できたことで一段落した」と喜びもひとしおだ。

 兄弟子の中田達也さん(享年29)がレース中の落水事故で亡くなったのは11月6日のこと。「選手になる前からお世話になったのが達也さん。兄弟がいないので本当の兄貴みたいでした。やっといい報告ができます」と天を仰いだ。

 G1水神祭、A1昇級、そして初優勝と年頭に掲げた3つの目標をクリア。「ベタだけど、記念で活躍したい。常に買ってもらえるように」とさらなる飛躍を誓った。

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