【福岡・新春開運特選レース】3日開幕!前田将太 今年こそ悲願のグランプリ出場へ
2024年01月01日 10:00
ボートレース
福岡水面には大きな貸しがある。8月のお盆シリーズ。前田は首尾よく優勝戦1号艇を手にして9回目の福岡制覇に照準を定めた。だが、ファイナルは捲り艇に飛び付く展開となり、まさかの5着に終わった。「あの時は悔しくて眠れなかった。年末にシリーズ戦を走ってグランプリの方を走りたいなと改めて思いました。やっぱりシリーズって優勝戦でもおまけ感がすごいんですよ。今年こそグランプリの18人に入れるように頑張ります」
昨年のチャレンジカップ終了時点の賞金ランクは21位。小さくて大きい〝あと少し〟を埋めてみせる。
今年は22年以来、2年ぶりに福岡の正月レースに篠崎兄弟がそろい踏みとなる。両者がシリーズのキーマンになりそうだ。
両者の23年はくっきりと明暗が分かれた。復調をアピールしたのは兄・元志。昨年はクラシック、グランプリシリーズと2つのSGで準V。7年ぶりのグランプリ本戦出場はかなわなかったが、1年を通じて安定した力を見せることはできた。対照的に厳しい1年になったのは弟・仁志。7月以降はSG、GⅠ戦線での優出がパッタリと止まり、照準を定めた8月の福岡メモリアルも凡機に苦しまされて予選敗退に終わった。当地は通算16Vを挙げるドル箱水面。勢いをつける意味でも積極的なレースを見せていきたい。