ジョコビッチ、五輪初戦で敗れる波乱 デルポトロにストレート負け
2016年08月08日 11:02
五輪
![ジョコビッチ、五輪初戦で敗れる波乱 デルポトロにストレート負け](/olympic/news/2016/08/08/jpeg/G20160808013122680_view.jpg)
リオ五輪のテニス男子シングルスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(29=セルビア)が初戦で敗れる波乱があった。09年全米オープン覇者で現在世界141位のファンマルティン・デルポトロ(27=アルゼンチン)に6―7、6―7のストレートで敗れ、4大大会に五輪金メダルを合わせた“ゴールデンスラム”の野望もついえた。
第1セットをタイブレークで落としたジョコビッチは、第2セットもブレークポイントをつかめずに苦しい展開が続いた。この日はデルポトロのフォアハンドが絶好調。テンポを変えながら、相手のバックハンドにボールを集めたものの、攻略の糸口を見いだせなかった。第2セットもタイブレークにもつれこみ、次々にミニブレークを許して2―7で落とした。
デルポトロは両手首の相次ぐケガで約2年間戦線離脱していたが、今季に入ってようやく本格復帰したばかり。ジョコビッチは4年前のロンドン五輪でも3位決定戦で敗れており、五輪の舞台で再び同じ相手に苦杯をなめた。