相次ぐ国籍変更で規定見直し検討 国際陸連「厳格化する時期」
2016年08月19日 10:39
五輪
国際陸連によると、リオ五輪前に新たな国籍での国際大会出場が許可された選手は80人を超え、バーレーンにはケニアやジャマイカから国籍を変えた選手が10人以上いる。バーレーンは国籍変更選手が女子3000メートル障害で金、女子マラソンで銀メダルを獲得した。
国際陸連は現行の規定で国・地域の代表経験がある選手に対し、新たな国籍取得から原則3年間は国際大会に出場できないと定めている。代表経験がない選手も原則的に新国籍取得後1年間は国際大会出場を認めないが、当事国の合意や居住実績などさまざまな例外規定があり、期間短縮や即時出場が可能になっている。(共同)