米国リレーチームの強盗被害はウソ 訴追も検討 米五輪委が謝罪
2016年08月19日 09:10
五輪
4人のうち、ライアン・ロクテ選手は既に帰国。他の2人は警察の事情聴取の後、帰国を許された。残るジェームズ・フィーゲン選手もパスポートの返還を待っている。
ロクテ選手らは14日早朝、リオデジャネイロ市南部で開かれたパーティーからタクシーで選手村に戻る途中、銃を持った警官を名乗る一団に襲われ、財布などを奪われたと訴えていた。
USOCの声明などによると、4人は実際にはパーティーからの帰途に立ち寄った西部バーラ地区のガソリンスタンドでトイレの扉などを壊し、警備員2人に銃を向けられた。修理費を要求され、金を支払ってその場を立ち去ったという。
ベロゾ氏は「理論的には虚偽申告と器物損壊の罪に問われる可能性がある」と語った。リオ市民に謝罪するべきだとの考えも示した。
大会組織委員会の広報責任者は18日「若者たちは間違いを犯した。大目に見ましょう」と述べている。(共同)