ボランティア、3割消える 条件に不満、登録辞退増加
2016年08月19日 14:51
五輪
予定したボランティアが2割しか来なかった会場も。途中でやめたボランティアは地元メディアに対し「(職員に)怒鳴りつけられた」「決まった時間に仕事が終わらない」などと訴えた。
ただボランティアのTシャツなどの制服は一種のステータスシンボル。ボランティア用の通行証の中には競技施設に入れるものもあるため、制服や通行証が不正転売されるケースもある。
一方、国際オリンピック委員会(IOC)理事には大会期間中、1日900ドル(約9万円)の日当が支給されており、これが不満の一因にもなっているとの報道もある。組織委は欠勤が多くても「うまく運営できている」と主張している。(共同)