フランス2大会連続決勝T!19歳エムバペがトレゼゲ超え最年少弾

2018年06月23日 05:30

サッカー

フランス2大会連続決勝T!19歳エムバペがトレゼゲ超え最年少弾
前半、ヒールでゴールを狙うエムバペ(右)(撮影 ・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【W杯1次リーグC組   フランス1―0ペルー ( 2018年6月21日    エカテリンブルク )】 C組のフランスは21日、ペルーを1―0で下し、2連勝で16強入りを決めた。今大会の若きスター候補、19歳のFWキリアン・エムバペ(パリSG)が早くも真価を発揮した。
 前半34分、ジルーのシュートが相手に当たり相手GKの頭上を越えて転がると素早く反応。走り込んだ快足アタッカーは右足で無人のゴールに押し込んだ。「W杯は誰にとっても夢のようなもの。夢がかなった」。まだあどけなさが残る19歳は2試合目でのW杯1号に笑顔をはじけさせた。

 19歳183日でのゴールは同国の最年少記録。FWトレゼゲが98年大会にマークした20歳246日を大幅に更新した。同国の育成機関クレールフォンテーヌ出身で、モナコで頭角を現したという経歴が重なることで、98年の優勝メンバーであるアンリと比較される逸材だ。昨夏に加入したパリSGが支払う移籍金は史上2番の高額となる約230億円。プラティニ、ジダンら名手が背負った10番にふさわしい実力を初舞台で証明してみせた。

 この試合では3大会目の出場となったGKロリスが代表通算100試合目を記録。冷静な読みが光る守護神は、節目となった試合で前半30分のゲレロの至近距離からのシュートを防ぐなど零封。1点を守り抜いた。若手とベテランがそろって仕事をこなして2連勝。デシャン監督は「ボールを保持できなかった。守らされる時間が長かった」と内容にこそ不満を漏らしたが、多くの強豪国が苦しむ中、まずは2大会連続で決勝トーナメント進出を決めた。

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