【W杯 今日の注目選手】スウェーデン主将グランクビスト「おっさん」が独封じ

2018年06月24日 03:00

サッカー

【W杯 今日の注目選手】スウェーデン主将グランクビスト「おっさん」が独封じ
初戦の韓国戦でPKを決めるグランクビスト(AP) Photo By AP
 【W杯1次リーグF組   スウェーデン―ドイツ ( 2018年6月23日    ソチ )】 キャプテンとして、全員がW杯初出場のチームを引っ張った。センターバックとして、10歳年下のリンデロフが体調不良で欠場した分も守備を統率した。ロングボールで攻撃の起点となり、PKも決めた。18日の韓国戦で60年ぶりにW杯白星発進したスウェーデン。DFアンドレアス・グランクビスト(33=クラスノダール)のマン・オブ・ザ・マッチ受賞は当然だった。
 16年欧州選手権後、代表を引退したFWイブラヒモビッチの「後継者」として主将に指名された。所属のロシア1部クラスノダールでも“外国人”ながら主将を務めており、就任は望むところだった。「名誉なことだし、なぜ負担だと思うんだ?ピッチでもロッカーでも話すタイプだし、仲間に元気を与えられるのがうれしい」。W杯出場を懸けたイタリアとの欧州予選プレーオフ前には「出場を決めたら髪をそる」と宣言。ムードを盛り上げ、試合後は既に薄かった頭髪にバリカンを入れられた。

 23日の第2戦は王者ドイツと対戦する。ソチは今大会会場で、グランクビストが4年間プレーしたクラスノダールに最も近い。「クラスノダールなんて最初はどこなのかも知らなかったけど、来てみたら練習環境が素晴らしかった。W杯も成功すると思った」。今夏には英国、オランダ、イタリア、ロシアと渡り歩いた海外生活にピリオドを打ち、11年ぶりに母国のクラブに戻る。「俺みたいなおっさんには最後のW杯。特にロシアでの大会だから楽しみたいよ」。準優勝した58年大会準決勝以来のW杯ドイツ戦勝利(当時は西ドイツ)へ、モチベーションには事欠かない。

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