田嶋幸三会長「僕だけが一人ビクビクしてました」 森保采配と選手の落ち着きを称賛

2022年11月24日 01:43

サッカー

田嶋幸三会長「僕だけが一人ビクビクしてました」 森保采配と選手の落ち着きを称賛
<日本・ドイツ>後半30分、堂安(中央)が同点ゴールを決め歓喜に沸く日本代表イレブン(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【W杯カタール大会1次リーグE組   日本2―1ドイツ ( 2022年11月23日    ハリファ国際競技場 )】 史上初の8強を目指す戦いが、劇的な逆転勝利で始まった。7大会連続7回目出場でFIFAランク24位のサッカー日本代表は23日、1次リーグE組初戦で同11位のドイツと対戦。優勝4回の強豪に前半33分、PKで先制されたものの、後半30分に途中出場の堂安律(24=フライブルク)のゴールで同点。FW浅野拓磨(28=ボーフム)がゴールを決め、逆転金星を挙げた。27日の第2戦でコスタリカと、12月1日(日本時間2日)にスペインと対戦する。
 日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「まだ1試合目なので。もちろん今日勝ち点3とれたというのは、想定の一番上の勝ち点をとれたわけで、内容はともかくとして。改めて選手たち、そして森保監督の采配というか。前半0―1でも、あんまりあたふたしていなかった。選手たちがよく落ち着いて戦ってくれた」と称えた。「選手たちは、かなりこの結果は想定内だったみたいですから、決して選手たちはびっくりしていない。すごくいい雰囲気だと思ってますし、今日の勝ち点は今までの積み重ねのたまもの。前回(大会)のベルギー戦の負けが、きょう最後の方の踏ん張りがきいているなとすごく感じました。僕だけが一人ビクビクビクビクしてましたけど」と冗談を交えながら話した。

 森保監督の後半のシステム変更、そして途中出場の選手が役割を果たした。田嶋会長は「いろいろな戦い方があって、森保監督はこれで負けたら、よっぽど叩かれるわけです。前半なんであんな戦い方をしたんだと。そういう中で自分の意思を貫いてやったことは大きかった。今日の采配なんかもピッタリ」と評価した。

 「みんな明日ちゃんと学校に行って、サッカーの話をしてくれよと。サウジみたいに休みにはしないで。学校で話をしてほしい、今日の話を」と話した上で「まだ1試合。森保監督もうわついたところはなかった」と次戦へ表情を引き締めていた。

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