【女子W杯】フランス指揮官　8強敗退も選手称賛「後悔ない」　過去には“ダンディーすぎる監督”と話題に

2023年08月12日 22:38

サッカー

【女子W杯】フランス指揮官　8強敗退も選手称賛「後悔ない」　過去には“ダンディーすぎる監督”と話題に — ＜女子W杯準々決勝　オーストラリア・フランス＞フランス代表を率いるルナール監督（手前）（ロイター）

　サッカーの女子ワールドカップ（W杯）オーストラリア・ニュージーランド大会は12日、準々決勝が行われ、FIFAランク5位のフランスは同10位で開催国オーストラリアにと激突。0―0のまま延長戦でも決着つかず。突入したPK戦を6―7で落とし、3大会ぶり2度目の準決勝進出を逃した。

　惜しくもPK戦で力尽きたルナール監督は試合後「残念ながら勝利を掴むことができなかったが、選手を批判することは何もありません。全員が非常に一生懸命働きました。後悔はありません」と選手を称賛。続けて「今夜の私たちは“数ミリの差”で負けた。これこそがフットボールであり、私たちががフットボールを愛する理由でもある。この試合を見た人達には存分に楽しんでもらえたのでは」とコメントした。

　さらにルナール監督は来年のパリ五輪へ向け気持ちを切り替え。「我々はこれからも進歩を続けていくし、この戦い方を維持していくつもりだ。そうすればすべてはうまくいくだろう。今回チームから欠場していた選手の何人か取り戻すことができることを期待している。これもまたフットボールの一部だ。これにより我々はさらに強くなることができるだろう」と無念の敗戦にも前を向いた。

　男子W杯にも2度参加したルナール監督は、過去日本のネット上でも“ダンディーすぎる監督”として話題に。18年ロシア大会では男子モロッコ代表を指揮し「モロッコの監督がかっこいい」「ハリウッド俳優みたい」「白シャツがおしゃれ」といった声が上がった。その大会1次リーグ・ポルトガル戦ではクリスティアーノ・ロナウドとの“イケメン対決”が実現し、注目を集めたことがあった。