新潟FW鈴木 湘南戦で2戦ぶり弾決めて1カ月ぶりホーム白星誓う

2023年08月12日 04:30

サッカー

新潟FW鈴木 湘南戦で2戦ぶり弾決めて1カ月ぶりホーム白星誓う
2試合ぶりのゴールを目指す新潟FW鈴木 Photo By スポニチ
 J1新潟はきょう12日、ホームで湘南と対戦する。3試合連続で先発が濃厚なFW鈴木孝司(34)は、ゴールをこじ開けるためにチームメートと共通理解を深め、2試合ぶりのゴールを決めて7月1日の広島戦(○2―0)以来、約1カ月ぶりのホームでの勝利を目指す。
 ベテランFWがより攻撃的に、そしてアグレッシブに動き出す。鈴木は7月15日の札幌戦(○1―0)以来、2試合ぶりのゴールでチームを勝利に導こうと着々と準備を進めている。

 前節の名古屋戦(●0―1)ではシュート0に終わったが、決してネガティブにはなっていない。「チームとして、個人として崩していかないとゴールは奪えないし勝てない。相手の守備を打ち破っていかないといけない」と強い気持ちはブレない。

 名古屋戦の映像を見て感じたことがある。「チャレンジする縦パスを出せるシーンが多かった。湘南戦ではしっかり出してもらって、そこに入っていければ」。パスの出し手となるボランチや、SH(サイドハーフ)の選手とコミュニケーションを図り相互理解を深めた。要求するだけではない。「もっと自分が意図のある動き出しをしてスペースをつくったりしたい」と話す。「ボールを回しているだけではゴールは奪えない。どこかでチャレンジするためにもチームメートと思いを共有しながら動きたい」と積極果敢にゴール前でチャンスをつくるつもりだ。

 松橋監督も「孝司(鈴木)はスペースを共有する部分においては非常にクレバーな選手。それをいかに選手の中で共有していくか。ゲームの中でうまく合わせられたらこじ開けられると思う」と5バックで守る相手に対しこれまで積み上げてきたサッカーで崩していくことに期待を寄せていた。

 国立競技場で行われた名古屋戦には新潟から約1万5000人ものサポーターが集結し、選手たちを大声援で後押しした。ホームでの試合は7月7日の神戸戦以来、約1カ月ぶりとなる。鈴木は「アウェーでもあれだけたくさんのサポーターが来てくれたのに勝てなかった。ホームで2万人以上の声援は力強いので、次こそ勝って見に来てくれた人を笑顔で家に帰したい」と自らのゴールでサポーターに幸せを届けるつもりだ。

おすすめテーマ

2023年08月12日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム