【女子W杯】歴史的快挙に開催国狂喜乱舞!豪州“激闘PK戦”でV候補フランス撃破 初の準決勝進出

2023年08月12日 19:49

サッカー

【女子W杯】歴史的快挙に開催国狂喜乱舞!豪州“激闘PK戦”でV候補フランス撃破 初の準決勝進出
<女子W杯準々決勝 オーストラリア・フランス>PK戦を制し、史上初の準決勝進出を決め喜びを爆発させるオーストラリア代表イレブン(AP) Photo By AP
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は12日、準々決勝が行われ、FIFAランク10位の開催国オーストラリアが同ランク5位の“優勝候補”フランスと激突。0―0のまま延長戦でも決着つかず。突入したPK戦は10人目までもつれた“死闘”を制し、同国史上初の準決勝進出が決定。オーストラリア代表サポーターで満員御礼のスタジアムは狂喜乱舞となった。
 オーストラリアは前半、劣勢の展開となるもGKアーノルド(ウェストハム)を中心とした守備陣が奮起。0―0で後半へ折り返すと、大会注目選手の一人に挙げられていたFWサム・カー(チェルシー)が後半10分から途中出場。満員のサポーターから大声援が飛び交うと、一転して攻勢に。後半だけで11本のシュートを放つなどフランスゴールを脅かしたが、相手守護神の活躍もあり0―0のまま延長戦に入った。

 試合は延長戦でも決着つかずPK戦に突入。GKアーノルドは1人目のシュートを防ぐと、5人目のシュートもファインセーブ。決めれば勝利という場面で自らキッカーとして登場するもポストに弾かれゴールならず。さらに“サドンデス”へともつれると、GKアーノルドは9人目MFダリをセーブ。しかし、VAR判定により足がゴールラインにかかっていなかったとして蹴り直しに。サポーターからも大きなため息がもれた。

 それでもGKアーノルドは“2回連続”でMFダリをシュートを防ぐ大活躍。今度こそ勝利を確信するサポーターだったが、9人目のDFハントがまさかの失敗。スタジアム全体が“異様なムード”に包まれた。

 ついにPK戦は10人目に突入すると先攻フランスのシュートがポストを叩き失敗。最後はFWバインが落ち着いてゴールネットを揺らし、PK戦7―6で勝利。歴史的快挙となる初の準決勝進出を決め、イレブンは歓喜。観衆4万9461人と発表されたスタジアムを黄色く染めたサポーターは開催国の勝利にお祭り騒ぎとなった。

 なお、16日の準決勝ではイングランド―コロンビア戦の勝者と対戦する。

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