元日本代表・闘莉王氏「これはサッカーじゃない」 北朝鮮の「蛮行」に悲しみを表し、子供への悪影響を危惧

2023年10月04日 17:59

サッカー

元日本代表・闘莉王氏「これはサッカーじゃない」 北朝鮮の「蛮行」に悲しみを表し、子供への悪影響を危惧
元サッカー日本代表の田中マルクス闘莉王氏 Photo By スポニチ
 サッカー元日本代表の田中マルクス闘莉王氏(42)が4日、自身のYouTubeチャンネルを更新。大荒れの展開となった1日のアジア大会、男子サッカー準々決勝の日本─北朝鮮戦について、自身の所見を明かした。
 試合の率直な感想を聞かれた闘莉王氏は「まず悲しい」とコメントしたうえで、「これはサッカーじゃないってことを子どもたちに教えなきゃいけない」と数々の蛮行がサッカー少年少女に及ぼす悪影響を危惧した。

 北朝鮮がイエローカードを6枚出された大乱戦。いきなり開始3分に足を高く上げたスライディングで日本選手にケガを負わせたプレーのを皮切りに、背後からのタックルやエルボーなど悪質なプレーが続出した。闘莉王氏は「僕から見た感じでは…」と前置きしたうえで、「これは(北朝鮮の)子供たちが上のコーチやスタッフに何か言われて、ああいった行動、ラフプレーをやりだしたっていうのが僕の感想ですね」と、あくまでチームの「指示」と推測した。

 現役時代、激しいプレーを信条とした同氏だけに、「球際とか戦わなきゃいけない時もある」としたうえで、「ああいったことを見ると、もうサッカーじゃなくなるので、きちんとした罰を与えなきゃいけない」とペナルティの必要性を訴えた。

 後半27分には、北朝鮮の選手が日本代表スタッフの給水ボトルを強奪しようと、拳で威嚇する前代未聞のシーンも。「これが一番、オレの中で許せない行動」と声を震わせ、「残念な行動じゃ片づけられない。審判の与えたイエローも間違ったイエロー。あれはレッドにしなきゃいけない」と続けた。

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