森保ジャパン 冨安で守備よく突破だ!初先発で2戦4失点から立て直しへ「細かい修正」を

2024年01月24日 04:50

サッカー

森保ジャパン 冨安で守備よく突破だ!初先発で2戦4失点から立て直しへ「細かい修正」を
笑顔の冨安(右)と堂安(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯1次リーグD組   日本―インドネシア ( 2024年1月24日    ドーハ )】 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す1次リーグD組の日本代表は24日、2位通過を懸けて第3戦インドネシア代表戦に臨む。前日の23日はドーハ市内で調整した。イラク戦で途中出場して実戦復帰したDF冨安健洋(25=アーセナル)は、今大会初の先発出場が濃厚。2試合続けて2失点の守備の立て直しのため、背番号22がリーダーシップを発揮してクリーンシート(無失点)を達成する。
 理論派で、温厚。取材エリアでは時に柔和な笑顔を見せる。そんな冨安が試合前日会見で語気を強めた。「僕たちから仕掛けて、叩きのめす気持ちでやりたい」。イラク戦の敗戦で1次リーグ首位突破は消滅した。強い日本を改めて示すという強い覚悟だった。

 自身がプレーしていない2試合合計135分間で4失点。初戦ベトナム戦はデザインされたセットプレーで2失点し、続くイラク戦は「高さ」と「速さ」に屈して2点を許した。イラク戦後には球際で負けないことやボックス内のマークなど、基本の再確認とディテールの重要性を指摘。守備の立て直しは22番に託された。

 「アジア杯、アジアの戦いが簡単じゃないことはひしひしと感じている。僕だったり航君(遠藤)だったり、リーダーとなる選手がピッチの中で細かい修正をすることは間違いなく必要だと思う」

 冨安が先発した試合は21年10月のW杯アジア最終予選サウジアラビア戦の黒星以降は9試合負けなし(PK戦負けは引き分け扱い)。足首負傷から復帰したイラク戦で、出場した後半45分間は無失点と抜群の安定感を改めて示した。強さを誇示するためには、堅ろうな守備が必須。最終ラインを統率する“新・アジアの壁”が、インドネシアを封殺する。

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