【アジア杯】上田綺世 ハットじゃないの?苦笑「ちょっと厳しいっすね…試合終わってオウンゴールだった」

2024年01月25日 00:08

サッカー

【アジア杯】上田綺世 ハットじゃないの?苦笑「ちょっと厳しいっすね…試合終わってオウンゴールだった」
<日本・インドネシア>前半、ゴールを決めた上田(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯1次リーグD組   日本3-1インドネシア ( 2024年1月24日    カタール・ドーハ )】 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す男子サッカー日本代表(世界ランク17位)は24日、1次リーグD組第3戦でインドネシア代表(同146位)に3―1で快勝。1989年6月11日のW杯イタリア大会アジア1次予選(〇5―0)以来35年ぶりとなった対戦を制し、同組2位での突破を決めた。決勝トーナメント1回戦では、31日にE組1位との対戦が決まった。FW上田綺世(25=フェイエノールト)が前半6分、後半7分と2発のゴールを決めた。
 前半開始早々に上田がエリア内で倒されるとVAR判定へ。主審が映像を確認するとPKを指示。このチャンスを上田確実に決めて先制に成功した。さらに後半7分、堂安からのパスに、ファーサイドへ走りこみながら冷静に押し込んで追加点。同43分には右足からのシュートで相手オウンゴールを誘い、ダメ押しの3点目をもたらした。

 上田は第1戦ベトナム戦に続き、今大会計3点をマーク。A代表では通算10得点となった。公式会見で試合を振り返ったこの試合のヒーローは「前の試合で出た課題がいろいろあって、前半の入りや前からの守備。いろんな課題があった中で、自分たちで修正する準備をしてきましたし、試合の中で出せた結果なのかなと思います」と落ち着いた口調で語った。

 今大会3得点。「どの国も、僕らもそうですけど、自分たちの形があって、はめたり対応しながらプレーしていて。自分たちの個や特長をどう生かすかを練習しているし、2点目のショートカウンターも、3点目も選手一人一人の特長を出せたから取れたと思う。ブロックを組んできても崩せるところを見せていかなきゃいけないし、そういう試合が増えていくと思うし、常に課題として持っている。常に考えながらプレーしているつもり」と自身の考えを示した。

 この試合も惜しかったハットトリック。「ちょっと厳しいっすね。3点取ったと思ってプレーしていた。試合終わってオウンゴールだった。別に良いっすけど、ちょっと厳しい。FWとしてはハットトリックでも良かった」と苦笑いで振り返った。

 最後に、プレッシャーのかかった先制のPKの場面を振り返り「その通りで、前の試合の結果を含めても、絶対に取りたいゴールだったし。個人的にPK好きなんですけど、その緊張を楽しめたのかなと思います」と笑みを浮かべた。

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