【アジア杯】10人でイラクと死闘演じた!ベトナム3連敗もトルシエ監督「今回は運に恵まれなかったが…」

2024年01月25日 01:07

サッカー

【アジア杯】10人でイラクと死闘演じた!ベトナム3連敗もトルシエ監督「今回は運に恵まれなかったが…」
<アジア杯 イラク・ベトナム>試合後、ベトナム代表の選手達に声を掛けるトルシエ監督(右)(ロイター)
 【アジア杯1次リーグD組   ベトナム2―3イラク ( 2024年1月24日    カタール・ドーハ )】 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は24日、1次リーグD組の2試合が行われ、日本代表と同組のベトナム代表(世界ランク94位)はイラク代表(同63位)に2―3で惜敗。前半で退場者を出し、数的不利となる苦しい展開ながらも、同組1位通過を決めた相手と死闘を演じた。
 ベトナムメディア「vietnamnet」は試合後、トルシエ監督が3戦全敗に終わった今大会を振り返り「今回(アジア杯)は運に恵まれなかった。日本やイラクと同じ難しいグループに入ってしまった。しかし、最終的にはチームは良いイメージを持って大会を終えることが出来たと思う」と話したと報道。

 接戦を落としたイラク戦については「(1次リーグ敗退が決まっても)選手たちはインドネシア戦の時と同じ闘争心を持ち続けていました。(退場者が出て)10人になってからもゴールを決め、アディショナルタイムも含め60分近く戦い抜きました。後半は人数が足りずにかなり難しくなり残念ながら最後の最後で負けてしまいましたがましたが、それでも組織力と守備の規律を保てました」と評価した。

 前半アディショナルタイムにFWクアット・バンカンが2枚目のイエローカードを受け退場となった場面には「両選手ともジャンプした。クアットは故意にファウルを犯したわけではなく、ただボールを競ろうとしただけだ。しかし、主審はそれを危険なプレーだと判断した」とコメント。「ベトナムチームはこれまで良いプレーをしていたと思うが、退場者が出て10人なったことがどういうわけか選手たちに好影響を与えた」と続けた。

 今大会は初戦で日本を苦しめるなど奮闘を続けたベトナムだったが、残念ながら開幕3連敗の同組最下位となる4位で終戦。それでもトルシエ監督は「チームの目標は、敗退したとしてもなお懸命にプレーすることだった。私は選手たちに自分たちの色のために戦い、哲学を追求し続けるよう求めた。今回、彼らはそれを行動で示してくれたので満足している」と、この経験を糧に更なる成長への手応えを感じている様子だったと伝えた。

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