【アジア杯】決勝T進出の日本・森保監督「アグレッシブさと、賢く試合を進めてくれた」

2024年01月24日 22:45

サッカー

【アジア杯】決勝T進出の日本・森保監督「アグレッシブさと、賢く試合を進めてくれた」
<日本・インドネシア>シン・テヨン監督(左)と話す森保監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯1次リーグD組   日本3─1インドネシア ( 2024年1月24日    カタール・ドーハ )】 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す男子サッカー日本代表(世界ランク17位)は24日、1次リーグD組第3戦でインドネシア代表(同146位)に3―1で勝利。1989年6月11日のW杯イタリア大会アジア1次予選(〇5―0)以来35年ぶりとなった対戦を制し、同組2位での突破を決めた。決勝トーナメント1回戦では、31日にE組1位との対戦が決まった。
 森保監督は試合後「チームでこれまでやってきたこと、前節の試合を振り返って、我々が試合で何をしなければいけないか、どういう準備をしなければいけないかを共有してインドネシア戦を迎えた。選手たちが厳しい戦いも覚悟しながら、我々がより優位に立つにはどうしたらいいかということで、アグレッシブさと、そして賢く試合を進めてくれたということが得点につながったと思いますし、我々がコントロールできる試合となった」と語った。「チームとして最大限のパフォーマンスを発揮できるように、心身のコンディションをしっかり作っていけるようにしてきたい。もう1度、目標をはっきりさせながらも、目の前の一戦に全力で戦い抜く準備をしていきたい」と表情を引き締めた。

 日本は引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる一戦、イラク戦から先発メンバー8人を変更。3試合連続スタメン出場となったのは主将のMF遠藤とGK鈴木のみ。DFラインはイラク戦から総入れ替えとなり、DF冨安ら4人全員が今大会初スタメン。DF板倉はベンチ入りメンバーからも外れた。

 試合は前半開始早々にFW上田がエリア内で倒されるとVAR判定へ。主審が映像を確認するとPKを指示。このチャンスをFW上田が確実に決め先制に成功。上田は第1戦ベトナム戦に続き今大会2点目。A代表では通算9得点目となった。

 1―0の後半7分には待望の追加点。左サイドを駆け上がったMF堂安がMF中村からのスルーパスを受け、中央へグラウンダーのクロス。これをファーサイドでフリーだったFW上田が押し込み2点目。A代表通算10得点に到達した。後半43分にも上田のシュートが相手ディフェンダーに当たるオウンゴールで突き放した。後半アディショナルタイムに失点したが、逃げ切った。

 今大会初先発となったFW上田の2得点により快勝。2勝1敗の勝ち点6に伸ばし、同組2位で1次リーグ突破。決勝トーナメント1回戦では、E組のヨルダン(同87位)、韓国(同23位)、バーレーン(同86位)のいずれかと対戦することになった。

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