新潟・谷口　仕上がり良好アピール弾　JFL沖縄SV戦で今キャンプ2点目

2024年01月31日 04:30

サッカー

新潟・谷口　仕上がり良好アピール弾　JFL沖縄SV戦で今キャンプ2点目 — 沖縄キャンプで好調を維持する谷口 Photo By スポニチ

　沖縄・比屋根（ひやごん）キャンプ中のアルビレックス新潟は30日に非公開でJFLの沖縄SVと練習試合（45分×3本）を行い、5―1で勝利した。23日のG大阪との練習試合で勝ち越しゴールを決めたFW谷口海斗（28）は、この日も2点目を決めるなど好調を持続。充実のキャンプを過ごし、31日に沖縄キャンプを打ち上げる。

　15日から始まった沖縄・比屋根キャンプをいい形で締めくくった。沖縄SVとの練習試合で、谷口が2本目の4分にGKと1対1になり、冷静に決めた。

　「キーパーが迫ってくるのもしっかりと捉えながら、うまくゴールに流し込めることができた」とクラブの有料サイト「モバアルZ」でコメントした。

　一般公開となった28日の練習後には新潟からはるばるやってきた大勢のサポーターから激励を受けた。「遠いところまで来てくれている。しっかり結果で返さないと」と気持ちを新たにしていた。

　始動前にはGK小島、20～21年に新潟に在籍したMF大本（J2熊本）と熊本で合同自主トレを行い「自分の体を理解しながら体の使い方を模索した」と無駄のないスムーズな動きの習得に努めた。「すぐには結果は出ないと思うが、この動きが進化していけば必ず結果は出ると思う」と力強い。

　練習試合では前線からのプレスの強度や、ボールを持った時の動きに切れが出て、攻守に仕上がりの良さを見せつけた。それでも「まだシュートの回数も少ないし、もっと枠にいくようにしないと。シュート数を増やすことも大事だけど、やはり一本で決められる精度を上げることにもっとこだわりたい」と結果にこだわっていく。

　昨季は初のJ1でプレーし21試合出場3ゴール。「個人として結果を出せなくて悔しい思いしかない」と振り返る。今季は「毎試合ゴールは取りたい。チームがてっぺんを目標に掲げているので、個人としてもそこに行くために、もっと質を高めていかないと」。2月3日からの高知キャンプでさらに自らを追い込んでいく。