【アジア杯】三笘「結果を残したい気持ち」貪欲にゴール狙った32分間 待望の初出場「いい準備になった」

2024年02月01日 00:00

サッカー

【アジア杯】三笘「結果を残したい気持ち」貪欲にゴール狙った32分間 待望の初出場「いい準備になった」
<バーレーン・日本>後半、ゴール前に迫る三笘(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【アジア杯決勝トーナメント1回戦   日本3ー1バーレーン ( 2024年1月31日    カタール・ドーハ )】 カタールで開催中のサッカー・アジア杯は31日、決勝トーナメント1回戦が行われ、1次リーグD組2位通過となった日本代表(世界ランク17位)がE組1位のバーレーン代表(同86位)に3―1で勝利。9大会連続となる8強進出を決めた。2月3日の準々決勝ではイラン-シリア戦の勝者と対戦することになった。
 今大会初めてベンチ入りしたMF三笘薫(26=ブライトン)が、後半23分に今大会初出場を果たした。2―1と1点差に詰め寄られた後半23分、森保監督が動く。久保と中村に代えて南野と三笘を投入した。三笘が今大会初出場でピッチに入ると、オウンゴールで失点した嫌なムードが一変。出場4分後となる後半27分に上田が右足を振り抜きこの試合3点目、自身今大会4発目となる大きな大きなゴールを決めた。

 試合の流れを変えた今大会初出場。三笘は、アディショナルタイムを含めて約32分間の久々の代表戦ピッチを振り返り「一発目から止められているので、少ないチャンスの中でああいう一つ一つのプレーが大事になってくる。次どこが相手になるか分からないが、少ないチャンスでやり切らないといけない中で、まだまだ物足りなかった。僕自身、オープンな展開で結果も残したい気持ちもあった。スペースがある中で前に行きたいなというところもあった。後ろはもっと時間をつくってほしいところもあったと思うが、やり切れればいいかなと思っていた。それも中々できない中で、ちょっとオープンな展開になったので、決め切ったらもっと楽になったとは思う」と、普段ならタメや時間をつくる場面でも、意図的にゴールに向かっていったと明かした。

 そして「自分のコンディションを確かめたいのもあった。そういう状況で出してくれたチームメートに感謝だが、その中でドリブルのフィーリングだったり、芝の感触だったり確かめた。次の試合に向けてのいい準備になった」とコンデション面で問題がなかったと語った。

 自身の動きに関しては「いや、まだまだ全然。まだまだ上げないといけない。今日のリードした展開だからこそのプレーもあると思う。次はもっと厳しくなると思う」と厳しい自己採点。しかし、試合に復帰できたという事実には「結構大きなケガだったが、無事に復帰できたのは良かった。スタッフだったり、ブライトンからもいろいろサポートを受けてきた人がいる。感謝です。結果で恩返ししたい」と明るい表情で感謝の気持ちを口にした。

 中2日で迎える次戦。「僕もここからプレーで見せないといけないし、ボールを持った時に時間をつくったり、違いを見せて突破することが求められている。次の相手も(今回よりも)もう少しボールポゼッションできないと思うし、そういう中で一人でやりきる力を求められていると思う。次の試合に準備したい」。決勝トーナメントからの復帰となり「本当にチーム全員が100%を出さないと優勝は厳しいと思う。今日も前半、(仲間が)素晴らしいプレーをして、後半もみんなでつないで勝っていくというのもある。そんなに簡単じゃないというのは全員が認識しているので、自分たちがしっかり準備できれば勝てると思うが、本当に厳しい戦いをやっていると思う」と、頂点までの3戦で自身はもちろんのこと、全員が100%の力を出し切る重要性を強調した。

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