川崎Fがスーパー杯制覇 新加入ファンウェルメスケルケン際が「覚えづらい名前」を印象付ける決勝点

2024年02月17日 15:29

サッカー

川崎Fがスーパー杯制覇 新加入ファンウェルメスケルケン際が「覚えづらい名前」を印象付ける決勝点
<富士フイルム・スーパー杯  神戸・川崎F>後半、ゴールを決め喜ぶ川崎F・ファンウェルメスケルケン際(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【富士フイルム・スーパーカップ   川崎F1―0神戸 ( 2024年2月17日    東京・国立競技場 )】 シーズン開幕を告げる今季初の国内公式戦で昨季の天皇杯覇者・川崎FがJ1王者・神戸を下して3季ぶり3度目の優勝を果たした。13日に敵地で行われた山東(中国)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦第1戦から中3日の過密日程でGKを含めて先発全員を入れ替える完全ローテーションを採用。前半はベストメンバーをそろえた神戸と互角の戦いを見せ、後半3分にDFファンウェルメスケルケン際(29)がFKのクリアボールに詰め、跳ね返ったボールがゴールに吸い込まれる先制点を挙げた。
 ファンウェルメスケルケンはオランダ人の父と日本人の母を持つサイドバックでJ2甲府の育成組織出身。オランダのクラブでプレーを続け、NECナイメヘンから加入した。13日の山東戦で後半44分から移籍初出場を果たし、「日本でプロとして公式戦でプレーするのは初めて」と話していたこの日は右サイドバックで先発。「攻撃の潤滑油的な存在になれれば。前に行った時はアシストできる立ち位置、最後はゴールに向かって自分も点を取れる立ち位置を取れれば」と訴えていた中、有限実行の一撃となった。

 加入時に「名前が長く、初めは覚えづらいかもしれませんが、まずはSAIで覚えていただければ」とコメントしていたが、いきなり名前を印象付ける最高の日本デビューとなった。

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