能登半島地震で被災 なでしこジャパンMF北川「石川県や北陸に元気を」パリ五輪切符の獲得誓う

2024年02月17日 13:44

サッカー

能登半島地震で被災 なでしこジャパンMF北川「石川県や北陸に元気を」パリ五輪切符の獲得誓う
<なでしこジャパン練習>この日から練習に合流し笑顔の北川(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 パリ五輪アジア最終予選の北朝鮮戦(24、28日)に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」に追加招集されたMF北川ひかるが17日、初練習後に報道陣に対応し、改めて地元・石川県や北陸への思いを口にした。
 「あの時だけでなく、“常に一緒に戦う”ことを意識している。石川県や北陸に元気を届けるという意味で、パリ五輪の切符をしっかりと勝ち取りたい」

 1月1日、各地に甚大な被害をもたらした能登半島地震が発生。北川は金沢に帰省中に被災した。「能登に比べたら自分のところはまだマシだった」というが、想像もしてなかった事態に当時はパニック状態だったという。

 スポーツの力は、自身がサッカー選手を生業にする前から感じていた。JFAアカデミー福島時代の11年には、東日本大震災で被災。苦しい状況の中で一縷の光となったのが、11年W杯ドイツ大会で初の世界一に輝いたなでしこジャパンの活躍だった。

 「みんなでスクリーンで試合を見ていて、喜んでいる姿は今でも覚えている」

 今後は自分が日の丸を背負ってピッチで躍動している姿を届け、被災地に元気を届ける。

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