なでしこジャパンのMF藤野あおば 会場未定に余裕の「どこでもいい」 FKはメッシの蹴り方を研究
2024年02月17日 13:14
サッカー
23年W杯オーストラリア・ニュージーランド大会の後、自身の新たな武器として力を入れてきたのがFKだ。「点を取るのが仕事だと思っている」という20歳のアタッカーは、相手選手と相手選手の間でボールを受ける動きやドリブル、強烈なシュートが代名詞。ただ、それだけでは「足りない」と、攻撃オプションの増加に取り組んできた。
「FKは止まっているボールを、誰にも邪魔されずに蹴ることができるアドバンテージがある。メッシの映像で研究しています。(猶本)光さんが、自分とメッシの蹴り方を比較しているみたいなTV番組を見て、その真似というか(笑い)。助走の角度だったり、膝下の振りを参考にしています」
W杯の準々決勝のスウェーデン戦では、ペナルティーエリア付近のFKでゴールを狙ったが、クロスバーを直撃。「あれを決めていれば――」と悔しさが残った。だからこそ、武器にしようと研鑽をやめない。対北朝鮮、会場未定、パリ五輪切符を懸けた試合などプレッシャーは多くある中、今度こそゴールネットを揺らす覚悟だ。
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