新潟・堀米主将 無失点締めだ 17日の練習試合で約1カ月に及んだキャンプの成果見せる

2024年02月17日 04:30

サッカー

新潟・堀米主将 無失点締めだ 17日の練習試合で約1カ月に及んだキャンプの成果見せる
順調な仕上がりを見せている堀米(アルビレックス新潟提供) Photo By 提供写真
 高知で2次キャンプ中のJ1新潟はきょう17日、非公開での練習試合を行い、約1カ月に及んだキャンプを打ち上げる。16日は高知市の春野総合運動公園陸上競技場で最後の練習を行った。DF堀米悠斗主将(29)は充実したキャンプに手応え十分。きょう17日の練習試合で無失点勝利し、24日の鳥栖との開幕戦に弾みをつけるつもりだ。
 開幕まで1週間。「ケガなくここまで来られた。仕上がりはいい」と堀米は充実の表情を浮かべた。きょう17日は最後の練習試合。「開幕戦に向けての最後のポジション争い。守備の選手なのでDFラインの一員として無失点に抑えたい」と無失点勝利で締めくくるつもりだ。

 ここまでキャンプでの練習試合は4勝1敗。「いい結果で開幕に向かうのがベストだけど、結果だけにこだわらずに課題や収穫が見つかる方が今後につながる。自分たちのやりたいことがどれだけ表現できるのかが大事」と約1カ月間のキャンプで培ってきたものを惜しみなく出し切るつもりだ。

 11日のJ2愛媛との練習試合ではスプリントの距離がチーム1位だった。「ケガをしないようにオフから走り込んでいたけど、前(サイドハーフ)の選手を追い越していくことや、前線に押し込んでもしっかり守備で戻れていたりとか、強度高くアップダウンできていた」と自身の進化に胸を張る。より走れるようになった手応えを感じており「チームとして中央から崩すためにもサイドの攻撃力は重要になる。背後を突く前への動き出しや、ゴールに直結するプレーをどんどん出したいし、チャレンジしていきたい」と貪欲だ。

 今季は「タイトルを獲る」ことがチームの目標。「それを口にすることで自分たちによりプレッシャーがかかるし、練習に取り組む姿勢や課すハードルも高くなっている」と意識高くキャンプに取り組んできた。「戦うスタイルは変わらないけど、これまでと同じことをやっていてはタイトルには届かない。よりゴールを目指す圧力を高くしていく」と個人として、チームとして進化した姿を見せていく。

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