岡田武史氏「昨日森保とメシ食って」 アジア杯敗退の森保Jに言及「日本人は…」 歴代最強説には異論なし
2024年02月17日 22:19
サッカー
昨年6月から今年元日のタイ代表戦まで国際Aマッチ史上最長の9連勝をマーク。岡田氏は「ずっと勝ってきたでしょ。その辺から、もうちょっとこういうサッカーやろうよって。それはいいんだけど、試合になったら目の前の敵に絶対勝たなきゃいけないっていうのが大事。でも日本人はスッとそっちにいっちゃうところがあった」と分析し、「美学を持つことは素晴らしいけど、勝負の時に美学を持った戦い方で死に物狂いで戦わなきゃいけない。日本人はね。武士は食わねど高楊枝…って食わんと戦われへんやろと」と語った。
「昨日森保ともメシ食ってたんだけど」と日本代表の森保一監督と食事していたといい、「まあ、あいつも今回失敗したところありますってはっきり認めてるし。それもあっただろうと。監督だって失敗するし、政治家だって失敗するでしょ?失敗しない人なんかいない。だけど、メディアが絶対負けられない戦いがあるとか言って煽るからいかんのよ」とボヤいた。
一方で「僕は今回のチームは美学に走っても勝つかなって思うくらいだった。かなり力は持ってる。心配はしていない」と“史上最強”には異論はない様子。「ボール際で絶対とってやるっていう気迫を持っていくか、俺がここで戦術的にここにいくんだっけ?っていくか。それがものすごく大きい」と球際の気迫をプラスで求めた。
日本代表のキーマンを聞かれ、「今ね…実は、僕は副会長やってるのに、最初のうち、W杯前に出てきた若い選手を『え?誰?』って」と名前がわからない選手が多くいたという。
「(彼らは)高卒でヨーロッパに行ってて、僕はJ3のオーナーやってるからJ3ばっかり見てる。海外の試合なんか観てないから、こんなやついたの?っていうのがわんさか出てきて。めちゃくちゃ層が厚くなってる。今はほぼ誰がいってもなんとかなるくらい厚い。これはすごいこと。日本が最初W杯出た時は1人も海外でやってなかったわけだから」としみじみとうなずいた。
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