20年ぶり変更でどうなる?来季から欧州CL新時代突入へ GS廃止で新設「リーグフェーズ制」とは…
2024年06月02日 06:40
サッカー
リーグフェーズでの試合数は8試合(ホームとアウェーで4試合ずつ)。対戦相手は抽選によって決まり、まず出場する36チームは9チームずつ4つのポットに分かれる。ポット1(9チーム)には前年度欧州CL優勝チームとUEFAランキング上位8チーム。ポット2からポット4はUEFAランキング順にチームが振り分けられる。各チームの対戦相手は各ポットから2チームずつドローで選ばれ、1チームとはホームで、もう1チームとはアウェーで対戦する。
したがって各チームとの対戦は従来のホーム&アウェー制による2回ではなく1回のみ。ホームかアウェーのどちらで対戦するのかは抽選次第ということになった。そして出場36チームは成績によって1位から8位のチームが直接ベスト16に進出。9位~24位は決勝トーナメントプレーオフ(ホーム&アウェーで対戦)を戦い、勝った8チームもベスト16進出へ。25位~36位は完全敗退(ELには回らない)。ベスト16(決勝トーナメント)以降はこれまでと同様に決勝戦を除きホーム&アウェーでの対戦となる。
さらに日程も変更。これまではグループステージが12月で終了し、中断期間を経て2月から決勝トーナメントに入っていた。それが来シーズンからのリーグフェーズでは24年9月~25年1月を予定。決勝トーナメントプレーオフが25年2月、ベスト16が3月を予定と、ほぼ中断期間がない状態で大会が開催される。
新たに始まる「リーグフェーズ制」は賛否両論が飛び交うこと必至だが、UEFAは「全ての試合、全てのゴール、全てのポイント、全ての順位が重要となるため新たなフォーマットでは目まぐるしく状況が変わり予測不能。同じレベル同士の対戦も増え、第1節からビッグクラブ同士の対戦が楽しめる可能性もある」と魅力をアピール。出場36チームによる“変則リーグ戦”が消化試合を減らし、最後までスリル満点の展開となることを期待していた。
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