新潟痛い連敗 また序盤に失点 チーム連続得点も15試合でストップ 松橋監督「強度が低い」

2024年07月14日 04:30

サッカー

新潟痛い連敗 また序盤に失点 チーム連続得点も15試合でストップ 松橋監督「強度が低い」
FC東京・高と競り合う新潟・堀米主将(中央) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第23節   新潟0―2FC東京 ( 2024年7月13日    国立 )】 J1新潟は、アウェーでFC東京に0―2で敗れ、2連敗となった。前半6分に先制されると、後半33分にも2点目を決められた。攻撃では決定機を決めきれず、チームの連続得点は15試合で止まった。勝ち点25で順位は暫定14位。次節は20日、アウェーでC大阪と対戦する。
 国立競技場に訪れた約1万3000人の新潟サポーターの声援に応えようと、最後まで必死に攻めた。しかしゴールは割れず、チームの連続得点は15試合でストップ。松橋監督は「攻撃の強度が低い。相手の脅威にならなかった」と痛い敗戦を振り返った。

 前半6分に先制を許した。その後は直近の公式戦2試合と違い、MF秋山を中心に臆することなくしっかりとボールを動かして敵陣でプレー。立て続けの失点はなかった。

 ただ、この日は攻撃で迫力と精度を欠いた。後半5分の最初の決定機は、FW谷口のシュートが枠の外に。同13分のMF長谷川元も枠を捉えきれず、逆に同33分に決定的な2点目を献上。シュート数は相手の5本に対して11本と倍以上だったにもかかわらず、ネットは揺らせなかった。

 「背後も取れなかったし、(ゴール前に入った選手との)関係性もなかなかなかった。ボランチがミドルを打ってもいいし、大胆に中に入れることも必要だった」とMF秋山。相手の隙を突いたり、嫌がるプレーが少なかった。

 その点について、松橋監督はフィジカル面でコンディションが上がりきっていない可能性を指摘する。6月の連戦の影響から、7月も回復をメインに練習を行ってきた。状態を上げるメニューの強度を普段とは変えた中で「コンディションのばらつきも見える。選手の本来持っているものが、ピッチでなかなか表現できていないという可能性も感じている」と話す。

 これで7月は公式戦3連敗。試合後にはいつもより長めのミーティングが行われ、FW小野が「あれだけの人たちが応援してくれて背中を押してくれた。どういう気持ちでスタジアムから帰さないといけないかを、一人一人が責任感を持ってプレーで表現しないといけない。自分も含めてもっとやれる」と強い気持ちで戦う姿勢を説いた。リーグ中断前の最後となる次節C大阪戦で、意地を見せる。

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