JFL鈴鹿カズ 復帰初戦は後半17分から出場、シュート0本「自分たちのリズムでプレーできなかった」

2024年07月14日 19:59

サッカー

JFL鈴鹿カズ 復帰初戦は後半17分から出場、シュート0本「自分たちのリズムでプレーできなかった」
<鈴鹿・大分>後半、ボールを競り合う鈴鹿・三浦知良(中央・手前)(撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【第26回日本フットボールリーグ 第16節   アトレチコ鈴鹿0―1ヴェルスパ大分 ( 2024年7月14日    三重交通Gスポーツの杜鈴鹿 )】 元日本代表で、J2横浜FCからJFLのアトレチコ鈴鹿に期限付きで今月復帰したFW三浦知良(57)が14日、復帰初戦となったヴェルスパ大分戦(三交鈴鹿)で0―1の後半17分から途中出場。自身の持つ55歳267日のJFL最年長出場記録を57歳139日に更新したが、チームは0―1で敗れ復帰初戦を飾れなかった。
 「今日はもう、自分たちのリズムではプレーできなかった。チャンスもほとんどつくれなかった。相手の方がチャンスの数もだいぶ上回っていた。スコアは0―1でしたけど、相手は決定的チャンスが何度かありましたし、ウチも後半に入ってからポスト叩いたり、何個かいいシュートありましたけど、チームとして攻撃の部分で、みんなで崩せた場面はほとんどなかった。リズム的には90分間、良くなかったと思います」

 キングの言葉を象徴するように、チーム合計のシュート数はV大分の22本に対し鈴鹿はわずか7本。個人技頼みとなり、背番号11が勝負にいける場面もなくシュートは0本に終わった。「チームとしてどうやって機能させて、相手を崩していけるか。そこに自分がどういうふうに関わっていけるか。個のスポーツではないので、連係がすごい大事になりますし、意思の疎通、コミュニケーション、全てが関係してくる。そういうものをもっと高めていかないと、今日みたいな試合になってしまいますね」と課題を挙げた。

 ただ、スタジアムが沸いたシーンもあった。後半37分。左サイドからのクロスをファーサイドで待ち構え、頭で合わせようとした。しかしボールは無情にも頭上を空過。勢い余って自身がゴールネットに突っ込んだ。それでも体を張った闘志あふれるプレーに拍手が起こった。次節20日はアウェーでのレイラック滋賀戦(東近江)。「ペナルティーエリアの中に入ったら積極的に自分自身も仕掛けていきたいと思います。自分のやることはどこにいても変わらないので、次の試合に向けていい準備をしたい。今日の試合の反省をしっかりして、自分たちが成長できるようにしていきたい」と前を向いた。

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